卵は様々な料理に使用できる変幻自在の食材だが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国にはない日本独特の卵料理を紹介、卵と日本の出会いが奇跡を生んだと説明している。(イメージ写真提供:123RF)

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 卵は様々な料理に使用できる変幻自在の食材だが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国にはない日本独特の卵料理を紹介、卵と日本の出会いが奇跡を生んだと説明している。

 記事は日本独特の卵料理として最初に「オムライス」を紹介。日本のアニメが好きな中国人はこの料理を良く知っているようだ。オムライスは日本人がもっとも好きな料理の1つであると説明しており、ケチャップライスの上に卵を乗せた後に真ん中に切れ目を入れ、とろとろの半熟卵がケチャップライスを包み込む様子が紹介されている。

 オムライスは日本人にとって親しみのある料理の1つであることは間違いないが、中国ではとろとろの半熟卵を楽しむことはまずない。卵を生で食べる習慣がないため加熱前提の消費期限で販売されているからだ。しっかり加熱しないと危険なため、もし中国でオムライスを作るとしたら「とろとろ半熟の食感」はあきらめなければならない。オムライスはもともと日本で生まれた料理であるうえに、中国人から見て卵がとろとろ半熟である時点で、卵を生で食べる習慣のある日本でだからこそ生じた奇跡と言えるのだろう。

 記事は次に「お茶漬けオムライス」を紹介、オムライスにお茶を注いで食べる料理だと説明する。しかし記事はこの料理について「お茶とオムライスの組み合わせは一体どんな化学反応を起こすのだろうか?」と問いかけている。記事にとってこの料理も卵と日本が出会って生じた奇跡の1つだ。

 このお茶漬けオムライスの発想は、コーヒーで鶏肉を煮込む料理と似ていると記事は指摘している。日本でも数年前からインターネットを通じてよく知られているようだが、コーヒーで鶏肉を煮込むことによって香ばしさが生じる。

 コーヒーと鶏肉はありふれた飲み物・食材だが、これらを一緒に煮ることを思いつく人はごく限られているのではないだろうか。同様にお茶と卵も中国にもあるありふれたものだが、卵と日本が出会うことによって中国人が想像もしなかった料理が誕生した。このことは料理文化の奥深さを感じさせるだけでなく、発想の違う国同士が交流し合うことによってお互いに豊かさを増し加えていけることも意味している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)