見た目にも美しく、芸術のような和菓子。四季の移ろいを菓子で表現するなど、和食と同様に日本の文化が凝縮された日本ならではの菓子と言えるだろう。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本の伝統的なスイーツ・和菓子が美しすぎて食べられない!」と題して、美しい和菓子の数々を紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

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 見た目にも美しく、芸術のような和菓子。四季の移ろいを菓子で表現するなど、和食と同様に日本の文化が凝縮された日本ならではの菓子と言えるだろう。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本の伝統的なスイーツ・和菓子が美しすぎて食べられない!」と題して、美しい和菓子の数々を紹介している。

 記事で紹介しているのは、岐阜県の老舗菓子屋の和菓子だ。和菓子にはいろいろな色や形があるが、岐阜県の老舗菓子屋の和菓子は、薄くて透き通った丸いカラフルな見た目が特徴的だ。外観はまるでレンズのようであり、和菓子にはなかなか見えない。ましてや、中国で同じような食べ物を見ることはないため、中国人からすれば驚きであろう。

 記事は、この和菓子について「完全に食べ物の域を超えて進化した外観」に驚いたという。しかし実は干錦玉(ほしきんぎょく)というれっきとした伝統的な製法で作られた、ゼリーのような食感の和菓子なのだ。

 カラフルな色も、紅葉の赤や橙に色づいた秋の山、銀杏の黄色、山々の緑、青い空など四季の移り変わりが湖に映った様子を表現している、と日本人の繊細な世界観に感心した様子だ。また、この菓子はすべて手作りで、予約しても10日ほど待たなければならないというのも、この美しすぎる和菓子に幻想感を添えているとコメントしている。

 中国にも南方を中心に、もち米やあんこを使用した団子のような菓子や、寒天で作った涼しげなものなど、和菓子に似た菓子は存在する。だが、日本の和菓子との決定的な違いは、中国の菓子は大味で繊細さに欠け、何より見て楽しむことを前提としていないことと言えるだろう。中国人は分かりやすい見た目と味を好む傾向があるが、ほかの国の菓子と比較すると和菓子がいかに美しい菓子であるかがはっきりと見えてくる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)