新鮮野菜の農水省、宇宙メニューのJAXA…「役所ランチ」が楽しい!

写真拡大

 食品や国民年金保険などが値上げされ、お財布が厳しい今日この頃。「ランチ代もちょっと節約したい」なんて思ったときには、役所の食堂に行ってみてはどうでしょうか?

 オススメの役所ランチ、まずは中央官庁から。総務省に勤める男性に聞いたところ「官公庁ごとに食堂はあるけれど、農水省の食堂は食材にこだわりもあって美味しい。クジラ料理が食べられるのも珍しいと思います。ランチは入館証なしで入れますよ」という。

 その食堂とは「手しごとや 咲くら」。野菜は契約農家から直接、それぞれ旬の時期に仕入れているそう。食事はお盆に自分の好きなおかずを取っていくスタイルで、100円前後から300円くらいまでのおかずが豊富に選べます。セットメニューも季節野菜カレー(サラダ・チャイ付730円)、まぐろ漬け丼(サラダ・味噌汁付き750円)などが。ほかにも安くはありませんがイワシ鯨ステーキ膳(1000円)なんていうのもあり、一度は味わってみたいですね。

 一方、地方自治体の役所メニューもそれぞれに売りがあって面白いです。

 たとえば中野区役所(東京)の「中野満点食堂」は、お腹が空いたときにボリューム満点の食事が安く食べられるのがポイント。400円台で食べられるカレーや、600円程度の定食など、いずれも量はたっぷりで具だくさん。栄養バランス良くお腹を満たせるということで、お昼どきはたくさんの人で賑わっています。

 また、武蔵野市役所(東京)の「さくらごはん」では、武蔵野地粉うどんがオススメ。温かいつけ汁につけて食べる「肉汁 武蔵野地粉うどん」は、10種類以上から選べる小鉢が2品ついて600円とお値打ち。コシがあり小麦の風味豊かなうどんが美味しいですよ。

 変わったところでは、茨城県つくば市にあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)の筑波宇宙センターにも面白いメニューが。それが「天の川カレー」(660円)と「冷やし宇宙坦々麺」(460円)。色とりどりの野菜や粉チーズで天の川のかかった夜空をイメージしたカレーに、温玉を月に見立てた担々麺ですが、こちらもボリュームがあってコスパ良し。

 皆さんも近くの役所ランチをぜひチェックしてみてください!