2015年3月から360度ムービーのサポートを開始したYouTubeが、今度は生放送・生配信で使える「360度ライブストリーミング」を実施すると発表しました。

Official YouTube Blog: One step closer to reality: introducing 360-degree live streaming and spatial audio on YouTube

https://youtube.googleblog.com/2016/04/one-step-closer-to-reality-introducing.html



今や、誰でも簡単に映像配信を行えるようになって、その場にいなくても現地の雰囲気や盛り上がりを感じることができるようになりましたが、YouTubeはそれをさらに一歩進めて、360度カメラでのストリーミングを実施するとのこと。

すでに、野外音楽フェスティバル「コーチェラ・フェスティバル」の配信を行うことが決まっているほか、YouTubeとThe Vergeが手を組み、2016年4月20日に最初の360度ライブストリーミングパフォーマンスが実施されることになっています。

The Verge will premiere YouTube's first Live 360-degree performance this Wednesday | The Verge

http://www.theverge.com/2016/4/18/11451170/first-youtube-360-video-live-stream-date-dawn-richard-verge

どんな感じのものになるのかは、以下のプレイリストに登録された360度ムービーを見て確認してみてください。YouTubeはスマートフォンでの視聴を推奨しています。

Immersive Videos With Spatial Audio - YouTube

ちなみに、「録画した360度ムービーを再生する」ことが容易だからといって、「360度ライブストリーミング」を簡単に行えるわけではないとのことですが、YouTubeは6ヶ月かけてこれに対応しました。ただし、360度ムービーでは対応しているスペーシャル・オーディオ(空間音響:映像を見ている方向に応じて音の聞こえ方が変わる)については、現時点の360度ライブでは対応しておらず、3D映像にも未対応。この点については、今後サポートを進める予定だそうです。

なお、360度ライブストリーミングを見るにあたっては、360度ムービーと同様、ユーザー側には特別な用意は必要なく、ブラウザかYouTubeアプリを使えばOK。配信側は機材としてリコー・シータ、IC Real TechのALLie Cam、VideoStitchのOrah 4iを用いるとのこと。