13日、台湾メディアは「台湾人女性が料理が苦手な理由」について分析した台湾在住の日本人ブロガーの記事を紹介した。写真は士林夜市。

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2016年4月13日、台湾メディア・風傳媒は台湾人妻を持つ台湾在住の日本人ブロガーによる7つの角度から「台湾人女性が料理が苦手な理由」について分析した記事を紹介した。

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1.自宅にキッチンがない
日本では賃貸物件にはほとんどキッチンが付いている。ところが台湾では2LDK以上の比較的大きな物件であればキッチンが付いていることが多いが、ワンルームや1LDKなどの物件ではキッチンがないのが一般的だ。こうした小さな賃貸住宅で暮らす人たちは自宅では料理が作れないため、必然的に外食に頼ることになる。

2.外食が安くておいしい
台湾社会には外食文化が根づいており、朝食専門のファストフード店さえある。価格が安くておいしい屋台や軽食店が豊富にあり、会社帰りに弁当を購入すれば夕飯の問題はすぐに解決する。その上最近コンビニもイートインコーナーを充実させており、皆ここで夕食を済ませてしまう。

3.夫婦共働きが一般的
日本の女性は結婚後専業主婦になることが多いが、台湾の女性は普通結婚で辞職したりしないため、夫婦共働きとなる。結果として料理作りに割ける時間がとても少なくなり、どうしても軽食店やファストフード店、そして外国人労働者のメイドなどが作る料理に依存することになる。

4.母親が料理できず子供に教えられない
母親が料理できれば毎日子供に包丁の使い方など料理の仕方を教えることも可能だが、台湾の家庭では料理する人がいないので、子供もそれを学ぶ機会がない。料理する習慣のない母親のいる家庭ではその習慣が子供にも伝授されるという悪循環が生まれている。

5.外国人労働者のメイドが食事の用意をする
台湾ではたくさんの女性の外国人労働者が働いており、介護や看護、メイドなどの仕事についている。台湾では、ごく普通の家庭でもメイドとして働く外国人労働者の女性を雇っている。外国人メイドは家事全般を受け持ち、食事の用意もする。そのため、外国人メイドを雇っている家庭では台湾人女性は毎日料理をしなくても済んでしまう。

6.食材が高い
台湾の食材を日本と比較すると、米は割合安いものの、肉、魚、卵、野菜、果物といった家庭料理に必要不可欠な食材の値段は日本とほとんど変わらないか、台湾の方がやや安い。日本と台湾のGDPや平均年収の違いを考慮すると、台湾の食材はかなり高く感じられる。仮に毎日、家庭で料理作りをすると1カ月の食費はかなり高くつく。そのため高い食材をわざわざ購入してまで家庭で料理を作るような人は少なくなる。

7.家事は夫妻で分担する
古いことわざには「君子は厨房を遠ざく」とあるが、台湾ではすでにこうした「料理(家事)はもっぱら女性の仕事」という古い考え方は薄れつつある。そのため、妻が子供の世話をしながら洗濯している間に夫も料理をして家事を手伝うといった光景は日常的に見られる。家事は男女平等という考え方が浸透しているため、料理をするのは必ずしも女性の役割ではなくなっている。

実際のところ、台湾人女性は料理ができないというわけではなく、やろうと思えばできるのだが、日本の女性と比べた場合には料理が苦手な方が少し多いようだ。(翻訳・編集/矢野研介)