熊本県と大分県で規模の大きな地震が断続的に発生していることは中国でも大きな注目を集めている。中国も地震災害の多い国であるため、日本の防災について学ぶべきであるとの機運が高まっているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 熊本県と大分県で規模の大きな地震が断続的に発生していることは中国でも大きな注目を集めている。中国も地震災害の多い国であるため、日本の防災について学ぶべきであるとの機運が高まっているようだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本は防災について豊富な経験を持つ国であると指摘し、だからこそ日本では大地震が起きても中国ほど被害が拡大しないのだと指摘。さらに、中国でもいつ大地震が起きるか予測は困難であることから、日本が持つ防災に関する知識に学ぶ必要があることを紹介した。

 地震はいつ発生するか分からないため、人によっては就寝中だったり、勤務中だったり、遭遇のタイミングは異なるだろう。では自動車を運転中に地震が発生した場合はどのような行動を取れば良いのだろうか。

 記事は、「日本人の行動に学ぶことで、人的・物的な被害を最小限に食い止めることができる」と伝えつつ、車の運転中に大地震が起きた場合、必ずしも運転を続けて避難することが最適とは限らないと指摘。

 東日本大震災の被災者に対して行われたアンケート結果を引用し、地震発生後に車で避難しようとした人の54%が、渋滞や路面状況の悪化といった問題に直面したことを指摘。運転を続けて避難すべきかどうかは、その時の状況に応じて判断すべきと指摘しつつも、車で避難することにも問題がつきまとうことは頭に入れておくべきであると論じた。

 さらに記事は、運転中に地震が発生した際に取るべき重要な対応として、ハザードランプを点灯させたうえで車を路肩に寄せて停車することを挙げている。これは緊急車両が通行できるよう配慮する行動だ。ほかにも記事は数多くの対応を挙げ、災害時には人的・物的な被害を最小限に食い止めるために、「日本人の行動に学ぶ」べきであるとしている。災害時には「後先のこと」を考えた1人1人の配慮が重要になる。中国も災害の多い国であり、防災に関する知識を周知徹底することは非常に有用だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)