18日、韓国メディアによると、旅客船セウォル号惨事から2年を迎えた韓国で、「セウォル号と国家情報院には連関があった」との主張が提起され、物議を醸している。写真はソウルの犠牲者追悼施設。

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2016年4月18日、韓国・ヘラルド経済によると、14年4月に起こった旅客船セウォル号惨事から2年を迎えた韓国で、「セウォル号と国家情報院には連関があった」との主張が提起され、物議を醸している。

セウォル号惨事から2年を迎えた16日、ある韓国メディアはセウォル号惨事を特集する番組を放送した。番組は14年6月にセウォル号の事故海域で見つかり、復元されたノートブックのファイルや、セウォル号機関士の携帯電話のメールなどを公開し、「これらはセウォル号と国家情報院の関係が一方的でないことをはっきりと示している」と明らかにした。

セウォル号の職員のものとみられるノートブックのファイル「国家情報院の指摘事項」には、セウォル号の化粧室の備品の補充状況や職員の休暇の予定などが記録されていたという。番組はさらに、セウォル号の運航規定項目に添付された海上事故報告系統図も公開し、「セウォル号は事故時に真っ先に国家情報院へ報告しなければならない船舶、つまり“国家保護船舶”だった」と主張した。また、セウォル号の機関士が妻とみられる人物に送ったメールにも「午後にまた国家情報院の取り調べがあるだろう」との内容が含まれていた。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「鳥肌が立った。本当なのか?」
「だから遺族らはしつこく政府を責め続けてきたのか…」

「朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領がつくった国家情報院は誰のために働いている?なくした方がいい」
「全ての真実はうそで覆われている。必ず明らかにしてほしい」

「韓国の全てを信じられなくなった」
「なぜ国家情報院が船舶の運営に関与する?一体なぜ?」

「ここまでくると、『国は子どもたちの命を救えなかったのではなく、意図的に殺害したのでは?』という考えが浮かぶ」
「『もう忘れよう』と言っていた自分が恥ずかしい。絶対にセウォル号を過去のものにしてはいけない」(翻訳・編集/堂本)