リオ五輪のグループリーグの対戦相手が、ナイジェリア、コロンビア、スウェーデンに決まりました。いずれも強豪で、どんな戦いになるのだろうと今から胸が躍ります。

今、スタッフは対戦相手の分析などで大忙しでしょう。それ以外にも選手選考のためにいろいろなチームの様子を見に廻っているでしょうし、もしかするとオーバーエイジの選手もピックアップしているかもしれません。

そのスタッフの中に、元チームメイトがいます。秋葉忠宏コーチは、1996年アトランタ五輪に出場したときの仲間なのです。

現役時代の秋葉コーチは、ボランチや守備ラインでプレーした、地味な(笑)選手でした。いや、地味とはひどいですね。読みが良くて、気の利いたところにポジションを取るので、難しいことをしなくて済んでいたのです。本当にクレバーなプレーヤーでした。

ところがピッチを離れると一転。明るい盛り上げ役で、みんなの雰囲気をいい方向にさっと変える人間性を持っていました。人づてに聞いたところでは、今の静かなU-23日本代表にあって、一番声を出しているのが秋葉コーチだとか。そういう気配りもできる人物です。

五輪にも出場しましたし、自身も水戸や群馬でのJリーグ監督経験があるし、それで今コーチとして選手と監督の間に入れるというのは、秋葉コーチがいかに優れているかというのを表していると思います。

実は五輪最終予選の前に電話をかけたり、予選後には電話がかかったりしてきました。「よかったね」などという話と一緒にしたのは、今の五輪代表の弱点や、今回の予選は勢いに乗ったけれど、まだまだ力が足りないという冷静な分析でした。

韓国やイラクのほうが自分たちよりも強かったという厳しい視線を元に、今後の日本のサッカーを見ている姿は本当に頼もしいものでした。

本大会でも秋葉コーチの活躍なくして日本の躍進はないと思います。ぜひ頑張って欲しい。そしてみなさん、どうかコーチも応援してあげてください。