17日、有名ブランド「ルイ・ヴィトン」から着想を得たという店名「ルイヴィ・トン・ダク」を掲げ韓国でトンダク(鶏の丸焼き)専門店を営んでいた男性に賠償命令が出た。写真は中国のルイ・ヴィトン店舗。

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2016年4月17日、韓国・毎日経済などによると、有名ブランド「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」から着想を得たという店名「ルイヴィ・トン・ダク(LOUISVUI TON DAK)」を掲げ韓国でトンダク(鶏の丸焼き)専門店を営んでいた男性に賠償命令が出た。

ルイ・ヴィトン側は昨年9月、この店名が「広く知られた他人の商標を使用し、当該商標の識別力や名声を傷つけている」として、不正競争防止法違反を主張し商号の使用禁止を求める訴訟を起こした。ソウル中央地裁は同年10月、男性に対し判決が確定するまでの店名ロゴの使用禁止などを求める和解勧告を下していた。

しかし男性はひるまなかった。今度は店名を「チャルイヴィ・トンダク(chaLOUISVUI TONDAK)」に変更し、ルイ・ヴィトンから再度訴えられたが、「今の店名は裁判所に禁止されたものではないため、(ルイ・ヴィトンが求める)強制執行は不当だ」として訴訟を起こしたのだ。

そして今月12日、ソウル中央地裁が下した判決は、ルイ・ヴィトン側を支持するもの。男性は裁判所の命令に違反したとして、結局は1450万ウォン(約140万円)の賠償金をルイ・ヴィトンに支払うよう命じられた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「うちの近所に『プラダク(ダク=韓国語で鶏)』っていう店があるよ」
「『アディダクス』も見たことがある」
「社長、『ダククホース』はどうです?」

「正体不明のカフェ『カフェ・ベネトン』も見たことがあるよ(韓国の有名カフェチェーンに『カフェ・ベネ』がある)」
「うちの近所には『ベンツカラオケ』がある」
「前に『スターダックス』という店を見掛けたけど、大丈夫かな?」

「しかしルイ・ヴィトンはこの店の存在をどうやって知ったんだろう。そっちが気になる」
「ひどい判決だ。零細チキン食堂と高級バッグを売るブランドに何の関係があるって言うんだ?外国人が見たって間違えないよ」

「ルイ・ヴィトンはそのうちチキンを売り出すの?」
「日本では、小さな会社が海外の大企業相手に勝ったらしいよ(スイスの高級腕時計「フランク・ミュラー」に似せた「フランク三浦」の商標登録が認められた)。日本の裁判所は零細企業の味方に立ったのに」(翻訳・編集/吉金)