SUVのラインナップを強化しているメルセデス・ベンツ。

プレミアムミドルサイズSUVを謳う「GLC」が登場し、日本で認知度・人気が高まっているBMWのSAVシリーズを追いかける商品群が形成されつつあります。

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GLCに追加される予定のディーゼルやプラグイン、さらにGLCクーペまで出揃えば、日本の輸入車市場での連続首位も見えてくるのではないでしょうか。

2015年に16年ぶりに輸入車の販売台数でトップに輝いたのは、看板車種であるCクラスはもちろん、Aクラス、Bクラス系のFFモデルも大きく貢献しているはず。

SUV効果は、GLCはもちろん車名をMクラスから変更したGLEなどによりこれから出てくると思われます。

GLCやGLEが気になるけれど、ボディサイズや予算的にも選択肢から外れるという場合でも、ほかにメルセデス・ベンツのSUVで選択肢があります。

それがGLA。発売は2014年5月ですから2年近く経っていますが、GLCのプレス向け試乗会が撮影、試乗する機会がありましたので改めてその魅力をチェックしたいと思います。

ボディサイズは全長4455×全幅1805×全高1495mm(GLA 180 Sport)。Aクラス(A 180 Sport)よりも全長が100mm長く、全幅は25mmワイド、全高は75mm高く、最低地上高は40mm高い140mm。

FFと4WDの4MATICを設定し、雪国ではないからFFでも十分というニーズも満たしてくれますし、街中のちょっとした段差なら躊躇なく乗り越えられますし、キャンプ場などの相棒としても不足はないはず。

後席の乗降性や居住性はAクラスから大きく向上した印象はありませんが、荷室容量は421〜836Lと、341〜1157LのAクラスと比べると通常時(後席バックレストを立てた状態)は80L増えていますから、普段の使い勝手はAクラスよりも良さそうです。

走りに関しては、日本上陸時のAクラスやBクラスよりも乗り心地の面で上質さが増している印象で、その後AクラスもBクラスも乗り味やパワートレーンがかなり洗練されていますが、GLAは走りの質という点でかなり改善されています。

それでもFRベースのCクラスとは「上質」とはいっても差はありますので、ハッチバックベースのコンパクトSUV「GLA」というキャラクターが気に入ったのでなければ、400万円台から買えるCクラスを狙ったほうがいいかもしれません(GLAは351万円〜)。

逆にいえば大きすぎないサイズと適度な機動力、積載性などが気に入れば選択肢に入れたいところです。

(塚田勝弘)

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