サイクリングが好きな人は世界中に存在するが、自転車パーツに魅力を感じる人も世界にはたくさんいる。中国メディアの美騎網はこのほど、日本が誇る世界最大の自転車パーツメーカー「SHIMANO(シマノ)」の工場見学を通して得た知見を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 サイクリングが好きな人は世界中に存在するが、自転車パーツに魅力を感じる人も世界にはたくさんいる。中国メディアの美騎網はこのほど、日本が誇る世界最大の自転車パーツメーカー「SHIMANO(シマノ)」の工場見学を通して得た知見を紹介する記事を掲載した。

 そもそもサイクリングや自転車が人を魅了するのはなぜだろう。健康に良いという理由はもちろんある。しかし同じ移動手段である自動車とさらに異なっている点として、サイクリングはドライブよりも自然環境との一体感を楽しみやすいという面を指摘できるだろう。

 また自転車は自動車と違い、「自分の身体の延長」あるいは「自分の身体の一部」だと感じることができる。鳥にとって空を飛ぶ能力を付与する羽が自分の体の大切な一部分であるように、徒歩では得られない速度を付与する自転車は人にとって魅力的なツールであり、ペダルをこぐという動作も自転車が身体の延長であるという一体感を生み出している。

 従ってより高性能、より丈夫、より美しい自転車パーツを求めるのは自分の身体の一部を改善することに似ており、人にとって自然な欲求と言えるかもしれない。シマノはまさにこの分野の製品開発で世界に名を馳せている。

 記事は、シマノの工場見学は自転車愛好家にとって「興奮の体験」だったことを余すことなく伝えているが、工場見学で深く印象に残った点の1つとして「建物に非常に多くの木材が使用されており、日光を十分に取り入れる設計になっていた」ことを挙げている。自然を感じさせる素晴らしい職場環境があってこそ、優れた自転車パーツが開発できるものと実感したようだ。

 さらに記事はシマノの工場が「最先端」の設計であることを目撃したと証言。すべてが整理整頓されているうえに清潔で、高い場所から工場内すべてを見渡すことができる設計になっていたと紹介している。また無人搬送車が忙しく往来している様子も観察、世界の自転車パーツメーカーの名にふさわしい工場設備であることを目撃したようだ。これらシマノ本部の建物の美しさや工場の機能美は、品質の高い製品開発を目指す中国企業にとっても大きな啓発となるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)