中国メディア・新藍網は15日、9日間にわたる日本旅行で体験した、日本の食べ物のすばらしさについて紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・新藍網は15日、9日間にわたる日本旅行で体験した、日本の食べ物のすばらしさについて紹介する記事を掲載した。

 記事は、9日間かけて関西地方を巡る桜の花見旅行で、数多くの現地のレストランを巡ったことを紹介。日本の食事で最も強く感じた印象は「まず精緻で仕事が丁寧。次に天然な地元食材を使っている」ということだったとしている。

 また、多くの食堂は家族経営であり、長い歴史の中で努力を重ね、美食に対する工夫を行ってきたと説明。ある日入ったギョウザ店がすでに54年の歴史を持つと聞いて驚いたことを明かした。さらに、日本では食べ物の監督管理が厳しく、安心して食べられるとし、中国では問題が発生して敬遠していたウナギを、日本旅行で何度も食べたことを明らかにするとともに「脂はあるがしつこくなく、香りも口どけもよい」と評した。

 記事はさらに、ラーメン、うどん、定食、焼き肉・鉄板焼き、神戸牛、懐石料理、おでん、果物、お菓子について写真付きでそれぞれ詳しく解説するとともに感想を紹介。ラーメンは素早く食べられる一方で、その作り方は非常に手が込んでいること、お菓子は「濃厚な化学香料の香りがせず、いくらでも食べられる」と評している。焼き物については「海鮮を除けば、中国の方が美味しいかな」と個人的な感想も残した。

 記事は最後に、今回の旅だけでは日本のグルメをすべて堪能することはできず、「残念ながら次を待たざるを得ない」とする一方、完全制覇できなかったものの「食べて非常に満足している」と締めくくった。

 9日間の滞在期間で、かなりの日本グルメを堪能したことが文章から見て取れる。それでもなお「不完全」とする姿勢からは、日本グルメに対するあくなき探求心、信頼感や期待感が伺える。グルメの旅とは1度や2度の訪問で完結するものではないのである。

 グルメの旅と言えば、それこそ中国は一生かかっても回り切れないほどの巨大なリソースを持っている。しかし昨今の食品の安全問題などによってその評判は今一つの状態だ。ぜひ、早急に安全性と信頼性を回復して、安全安心な「グルメ大国」になって欲しいものである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)