熊本県で震度7の地震が発生し、その後も大きな地震が断続的に発生している。一連の報道は中国でも大きく報じられている。(イメージ写真提供:123RF)

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 熊本県で震度7の地震が発生し、その後も大きな地震が断続的に発生している。一連の報道は中国でも大きく報じられている。

 日本と中国は歴史問題や領土をめぐる対立があり、反日感情も根強く残るとあって、中国のネット上では一部で不謹慎なコメントも存在するが、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上での反応は被災地の人びとの無事を祈るコメントが大半だった。

 中国メディアの東方頭条はこのほど、中国のネット上において不謹慎なコメントが寄せられる背景について「歴史問題」などの要素があると指摘したうえで、それでも中国は自然災害を前に、隣国の日本に手を差し伸べるべきであると論じている。

 記事は、多くの中国人は日本という国に対して「非常に複雑な感情を抱いている」と指摘。中国から見た日本の侵略の歴史とそれに対する日本の対応は中国人にとって不満が残るものであると指摘。さらに、安倍晋三氏が首相に就任して以来、日本は中国に対して強行的な態度を取り続けていると主張、外交や政治において中国人がいかに日本に対して不満を抱いているかを、長々と綴っている。

 一方で、自然災害を前に人類は同じ立場にあると指摘し、日本政府が中国に救援を求めた場合は「中国人は手をこまねいて見ているだけではいけない」と主張。日本政府の歴史問題に対する対応に不満があっても、それは日本国民とは無関係であり、人道的な立場から救助を行うべきであると主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)