子どもだから……の言い訳がなかなか通用しないフランス流育児。感謝の気持ちも礼儀作法も性教育も、子どものうちからしっかりと教えるフランス流育児には学ぶことがいっぱい。今日はマネしたくなるフランス流育児についてご紹介します。

メルシーで感謝の気持ちを学ばせる!

おもちゃ屋さんの前で「メルシー、パパ」、夕食後には「メルシー、ママ」……。フランスでは感謝の気持ちをあらわしている子どもをよく目にします。当たり前の日常にも感謝の気持ちを忘れないことは、親からの自立心を促すうえでとても大切です。

大人と子どもの一線をひかない!

日本の子ども用品売り場は文房具からスニーカーまでキャラクター商品の宝庫。一方、フランスの子ども服売り場をみるとキャラクター商品がほとんどないことに気がつきます。フランスでは、子どもだからこういったデザインを着る、という感覚がなく、子どもでもサイズこそ小さいものの、大人服と同じデザインを着ています。その違いは、大人・子どもの一線をしっかりひく日本と、ひかないフランスにあるのかもしれません。
「子どもだから」の言い訳が通用しないことをフランスの子どもは自然と学んでいるのです。

性教育は早いうちから!

家族間でなかなかしにくいセックスの話ですが、フランスでは子どもへの性教育は必要なことと捉えている家族がほとんど。セックスをタブーとしてとらえず、愛の表現と捉えているフランスなら当然のことといえるかもしれません。
フランスでは、10歳のころから学校で性教育を受けはじめ、中学・高校になるとピルやコンームが無料で配布されるのだそう。性教育をきちんと行うことは思春期の子どもの道徳的健全を守るためにはとても大切なことかもしれません。

子どもの前でもいちゃいちゃすべき!

日本の場合、子どもができると夫婦というよりも父母という形式におさまってしまいがち。子どもの前キスをするなんて恥ずかしい! そう感じている夫婦の少なくないはず。一方フランスでは、子どもの前で愛情を表現することは大切、と考えている夫婦がほとんど。つまり、子どもの前でいちゃいちゃ、キスも当たり前なのです。

あくまでも大人中心!

子どもの快適を第一に優先するのが日本流育児。対照的に、フランスでは大人の生活を優先することが多いのが実状です。子どもだけが楽しめるところに外出するのではなく、大人だけのパーティーに子どもを付き合わせたり、月に一度でも子どもを預けて夫婦でディナーデートしたりと、子育てをしながらも自分の時間をちゃっかり楽しんでしまうのがフランス流育児。
大人社会をかいまみるチャンスの多いフランス人の子どもたちは忍耐強く、また礼儀作法を自然に学び身につけています。