14日、中国で一人っ子政策の廃止により帝王切開手術を選ぶ人が減っている。写真は中国の妊婦。

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2016年4月14日、中国で一人っ子政策の廃止により帝王切開手術を選ぶ人が減っている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えた。

中国は世界的に見ても帝王切開手術の割合が高い国となっている。自然分娩に比べて出産日が把握しやすく病院の負担を減らせることや、縁起のよい日に子どもを産みたい親が多いことが背景にある。

ところが、今年1月の一人っ子政策の廃止により妊婦の考えに変化が見られている。中国の育児交流サイト・宝宝樹が2月に行った調査によると、調査に協力した1881人の妊婦のうち91.4%が自然分娩を選択し、帝王切開を選んだのはわずか8.6%だった。さらに、広東省広州市の中山大学付属第一医院では、今年1〜3月の帝王切開手術率は全体の40%で前年の50%に比べ減少している。上海では10年前に比べ30%減少する病院もある。

帝王切開を選ぶ人が減っている原因について報道では、「子どもを複数回出産できることから、帝王切開を繰り返すことで健康への影響を気にする人が増えている。帝王切開は自然分娩に比べ費用が高いだけでなく、感染症や大量出血の危険性もあるからだ」と指摘している。(翻訳・編集/内山)