かゆ〜いっ!分かりずらい「水虫」の症状と予防法7つ

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冬の間、治まっていたかに思えた水虫。「ああ、自然に治ったかな」と思っていたら、春になって暖かくなってくると、ぶり返してきた……。今まさに、そんな状況ではありませんか?

『WooRis』が独自に行った489人へのアンケート調査でも、「命にはかかわらないけれど、かかるとストレスのたまる病気は?」との問いに、多くの人が「水虫」と答えました。

実際の正確な数字は分からないと言いますが、日本皮膚科学会によれば皮膚科に訪れる10人に1人が水虫の悩みなのだそうです。

そこで今回は、国立医学図書館(米国)などの情報を参考に、水虫の原因や感染しやすい環境、症状などをまとめます。

特に、足に汗をかくこれからの季節は要注意です。完全に暖かくなる前に対策をスタートして、今年の夏は奇麗な素足をキープしたいですね。

 

■1:そもそも水虫とは?

そもそも水虫とは何でしょうか? 辞書で調べてみると、

<白癬菌 (はくせんきん) などの皮膚糸状菌が足の指の間や足の裏に感染して起こる皮膚の病気。小水疱 (すいほう) ができたり、皮膚が白くふやけてむけたり、ただれたりし、かゆみが強い>(デジタル大辞泉)

とあります。白癬菌や皮膚糸状菌など難しい言葉が並んでいますが、簡単に言えば菌(カビ)に感染して、皮膚の健康が損なわれてしまう病気を言います。

主に足の指の間に感染しますが、放置しておくと感染部位が足の裏やかかとにも広がっていきます。皮膚であれば頭や顔、手の指にも感染する可能性は十分にあるとか……。

ただ、水虫の菌は暖かくて湿った場所を好むといいます。その意味では、汗をかきやすい上に靴や靴下に隠れている足の指の間などが、最も感染しやすい場所になるのですね。

 

■2:水虫の症状は?

では実際に水虫になると、どのような症状が出てくるのでしょうか? 「これ水虫かな……」と悩んでモヤモヤしてしまうケースもあるかと思います。大まかな目安として、足の指の間や側面に、

・めくれた皮膚がある

・赤みがある

・かゆみがある

・痛みがある

・ほてりや熱がある

・水ぶくれがある

などの変化が見られた場合は要注意だと言います。上述のような症状が春夏に悪化して、秋冬に治まるといった場合は、水虫の疑いが極めて高い状態です。また、1年を通して、

・皮膚が硬くなる

・足の爪が白く濁る

といった場合もあるそうです。実際には皮膚科で皮膚を採取し、顕微鏡でチェックしないと水虫かどうかは分からないと言いますが、疑わしい症状の参考にしてみてください。

 

■3:感染の仕組みと要注意な環境は?

水虫の菌は、どうやって感染していくのでしょうか? 主な感染ルートは接触になります。肌と肌が触れ合えばもちろん移りますが、例えばマットやスリッパなどを通しても水虫は移ります。その意味では要注意な環境として、

(1)入浴施設

(2)家庭内のお風呂場

(3)プールなどのスポーツ施設

(4)各種の宿泊施設

など、素足になる機会が多い場所は要注意ですね。

水虫の人がのぼったお風呂場のマットなどを素足で踏んで足に菌が付着したとしましょう。その後に菌が長時間居続けるような環境を作ってしまうと、そのまま足に住み着いてしまうとか……。

入浴後など感染が疑われるときは、足を乾かしたり後で洗い直したりして、菌が足に住み着かないように工夫したいですね。

 

■4:水虫を予防する方法は?

水虫の菌は接触で感染すると言いました。とはいえ普通に生きていて、公共の浴場や自宅のお風呂で素足にならないわけにはいきませんよね? “感染しない”と頑張っても、実際は不可能。

そこで予防策を学んでおきたいのですが、例えば国立医学図書館(米国)からは、

・足、特に足の指の間を清潔な状態に保つ

・できれば1日2回、足を石けんで洗い、完全に乾かす

・清潔な木綿のソックスを履く

・公共のプールなどに出掛ける場合は、サンダルを用意する

・普段はできるだけ通気性のいい靴を選ぶ

・革靴を履く場合は、天然の革製品を選ぶ

・毎日、同じ靴を履かない

といった方法が紹介されています。どれも菌が長く付着しないようにする、菌の好む暖かくて湿気の多い環境を防ぐための対策ばかりですね。

ちょっと面倒な部分もあるかもしれませんが、実際に試してみると足元がいつも快適になります。ぜひとも試してみてください。

 

■5:水虫の治療方法は?

では実際に水虫になってしまった場合はどうすればいいのでしょうか? 放っておいても悪化するだけ……。市販薬で対処するか、病院に足を運んで薬を処方してもらう必要があります。

薬は主に内服薬とクリームなどの塗り薬があります。ドラッグストアで普通に見掛けますよね。ただ、先ほども触れた通り、治療の前に本当に水虫なのかどうかを調べる必要があります。日本皮膚科学会のホームページによると、

<かゆみや水疱など足白癬とよく似た皮膚病はたくさんありますので、素人判断で足白癬と判断することは危険です。一度皮膚科専門医を受診し、直接鏡検によって診断を確かめてから、市販薬を使用して下さい>

とあるように、市販薬を使うにせよ一度は皮膚科に足を運ぶ必要があるようです。

ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、まずは近くの皮膚科に出向いて相談をしたいですね。薬も保険適用でもらえますし、一石二鳥です。

ただ、薬を使い始めて症状が治まると、どうしても面倒になって薬の使用をやめてしまいがち。国立医学図書館からも注意が出ていますが、皮膚の状態が良くなった段階からさらに1週間〜2週間は薬を使い続ける必要があります。

そのあたりは皮膚科の医師やドラッグストアの薬剤師から指導があるはずです。治療から再発といった悪い流れを繰り返さないように、十分に注意したいですね。

 

以上、水虫の原因や感染ルート、予防方法などをご紹介しましたが、いかがでしたか? 春夏になってくると症状が目立ってくる水虫。

素足になる機会が不意に訪れて、足の皮膚がボロボロといった状態では本当に恥ずかしいです。まずは近くの皮膚科で相談してみてくださいね。

(ライター 坂本正敬)

 

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【参考】

※ Athlete’s foot : MedlinePlus - U.S.National Library of Medicine

 

【画像】

※ Paisan Changhirun / Shutterstock