▽明治安田生命J2リーグ第8節の横浜FCvs東京ヴェルディが17日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、1-1の引き分けに終わった。

▽リーグ戦2連勝中の11位の横浜FCと、2戦連続ドローで15位の東京Vが対峙した一戦。4戦負けなしと好調を継続する横浜FCは、前節2ゴールのイバとJリーグ最年長出場記録を49歳1カ月22日に更新した三浦知良が2トップを組んだ。一方、4戦ぶりの白星を狙う東京Vは、前節から先発2人を変更。安在と出場停止明けの高木善が復帰した。

▽試合は立ち上がりから拮抗した展開となる。アウェイの東京Vは相手のキーマンであるイバに対して、タイトなチェックを敢行するなど、集中した入りを見せた。

▽だが、徐々に相手のイージーミスから流れを掴んだホームの横浜FCは、16分にバックパスを受けたGK柴崎の不用意な縦パスをカットした三浦にボックス内で決定的なチャンスが訪れるが、三浦はフィニッシュまで持ち込むことができない。それでも攻勢を続ける横浜FCは22分、右サイドでのスローインの流れから三浦のパスを受けた小野瀬がサイドをえぐって折り返すと、ボックス右でイバがワンタッチで流したボールをファーサイドでフリーの寺田が冷静に決めた。

▽何とか前半のうちに追いつきたい東京Vだが、アタッキングサードでのプレー精度を欠き、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。前半終了間際には左CKの流れからボックス内で安西や井林にシュートチャンスも、ここは相手DFの決死のブロックに阻まれて前半は横浜FCの1点リードで終了した。

▽迎えた後半、高木大を下げて杉本を後半頭から投入した東京Vは、その杉本が開始早々にシュートを放つなど、序盤から攻勢を見せる。一方の横浜FCはイバや小野瀬を起点とした鋭いカウンターから2点目を狙った。

▽後半最初のゴールが生まれたのは62分。東京Vが平本の突破からボックス手前の好位置でFKを得ると、これを中後が見事な軌道のシュートでゴール右隅に突き刺した。

▽この同点弾で勢いづくアウェイチームは、平本と杉本の仕掛けや両サイドバックの積極的な攻撃参加を生かしてホームチームを押し込む。対する横浜FCは65分に三浦を下げて、津田を投入した。

▽その後は一進一退の攻防が続く中、79分には東京Vの杉本がボックス左で決定的なシュートを放つが、これはクロスバーに阻まれる。試合終盤にかけても両チームは、勝ち点3を目指して白熱のバトルを見せたが、試合は1-1のままタイムアップ。この結果、ホームの横浜FCは3連勝こそ逃したものの、5戦無敗を継続。一方の東京Vは、これで3試合連続ドローとなった。