17日、韓国のインターネット上にこのほど、数年前に日本を訪れた韓国人女性が感動した体験をつづったブログが掲載された。写真はスカイツリー。

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2016年4月17日、韓国のインターネット上にこのほど、数年前に日本を訪れた韓国人女性が感動した体験をつづったブログが掲載された。

日本旅行に行きたいとの一心でお小遣いを貯め、兄と6泊7日で東京を訪れた私は、最終日の夜に墨田区のスカイツリーに登った。スカイツリーは初めに購入した入場券で登れるのは第1展望台までで、さらに上の第2展望台へ行くには追加料金が必要だったが、用意してきたお金はもうほとんど残っていなかった。「第1展望台でも十分に高いね」と満足し、ベンチに座って夜景を眺めていた私たちは、ふと横に座っていたおばあさんに話しかけた。とても気さくなおばあさんとの会話は長くなり、まるで本当のおばあちゃんと話しているような気持ちになった。おばあさんは京都から来たと言っていた。途中、私たちがお金がなくて頂上まで登れなかったことを話すと、なんとおばあさんは2000円を渡してくれた。私たちは拙い日本語で恐縮と感謝の気持ちを伝え、何度もお辞儀をした後、うれしさに満ちた心で頂上に登り、最高に美しい東京の夜景を見ることができた。私たちはもう一度おばあさんにお礼をしたいと先ほどのベンチに戻ったが、すでにおばあさんの姿はなかった。

貧しい学生に、決して少なくないお金をくれた京都のおばあさん。この日から私の人生に新たな目標が加わった。京都のおばあさんにもう一度会うこと。そして、私がおばあさんになった時、同じ行動で恩返しをすること。おばあさんが私たちにくれたものは、冷たかった東京の中で何よりも一番温かく、美しい心だった。京都の人と接するのは初めてだったので、京都の人たちに対してとても良い感情を持ったし、数年たった今でも忘れることのできない感動だ。(翻訳・編集/堂本)