ゆとり第一世代は、“ゆとり”意識がない理由3つ

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本日、ついにドラマ「ゆとりですがなにか」が放送開始となります。

主人公は、『ゆとり第一世代』と呼ばれる、1987年生まれの男子3人。このドラマのCMが始まると、同じ1987年生まれの筆者の周りは騒然となりました。

なぜなら、私たち『ゆとり第一世代』は、『ゆとり世代だ!』という意識がない人が多いからです。今回は、その理由を考えてみました。

■1.昭和生まれだから

ゆとり世代というと、なんとなく平成生まれとういイメージはありませんか?

『ゆとり第一世代』は、昭和62年4月2日〜昭和63年3月31日生まれと定義されています。これはつまり、最後の昭和生まれのメンバーたち。1つ下の世代は、昭和63年と平成元年生まれの世代のため、どちらかというと1つ下の世代と境界線を張られて、ここまでの人生を過ごしてきました。

大学に入ったときも、社会に出たときも、

「昭和生まれ?仲間だー!」

「もしかして平成!?あ、昭和ね」

と、何度言われてきたことか・・・。

それなのに、『ゆとり世代』として、平成生まれの人たちと一緒にくくられることに、どこか違和感を感じてしまうわけです。

■2.ゆとり教育の「お試し世代」だから

学生時代、『ゆとり第一世代』には、ゆとり教育のはしりとして、様々な変化がありました。

1学年上のときにはなかった授業が組み込まれたり、学校行事の改革があったり・・・これも全て「ちょっと、やってみようか」という“お試し期間”として使われたのがこの世代で、実際に運用してみた結果、翌年からまた元通りというものも多々ありました。

そんな風に1学年上とも、1学年下とも違う生活をさせられたため、『ゆとり第一世代』には、ゆとり意識がありません。それどころか、いろいろ制度や仕組みが変わり、なんだか慌ただしかった様な気がします。

同じゆとり世代だからといって、下の学年とはまったく違う教育課程だったなんてことも。ゆとり教育の『お試し世代』は、完全なるゆとり教育を受けてこなかったのです。

■3.就活時、買い手市場だったから

1学年上の先輩から聞いていた、就活時の話と、自分たちの就活時の話が違いすぎたという経験も、『ゆとり第一世代』がゆとり意識のない理由の一つです。

就活にゆとり感なんて全くなく、採用人数が昨年の10分の1なんてザラにあった話。募集人数0の企業もあれば、面接の数が昨年より多かったり、最終面接=ただの顔合わせという昨年とは打って変わって、しっかり面接をするという企業も多かったです。

1年前の就活話を鵜呑みにしてナメてかかった学生は、最終でかなり落とされた模様・・・。かくいう筆者もその一人で、「もう決まるだろう」という意識で臨んだ結果、多くの企業に最終面接で落ちています。

かなり頑張らなくてはいけない就活を経て入った企業で、「ゆとり世代、こんにちは」と言われても、違和感を感じざるを得なかったのは自然の流れだったのです。

とはいえ、「ゆとりですがなにか」の主人公たちと一緒で、『ゆとり第一世代』の中でも「私って、やっぱりゆとりだな」と感じている人もいますし、「この考え方は、ゆとりかも?」と思うタイミングもあります。

ドラマの中で、主人公の『ゆとり第一世代』が、どのように活躍していくのか楽しみですね。