大食いクイーンの桝渕祥与さん

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 昨今は肉ブームともいえる状況になっており、熟成肉や赤身肉、希少部位など「通」な人々が語りたくテーマにもなっている。しかし、手軽に焼肉を楽しめるチェーン店もそれぞれが独自のこだわりを進化させている。

 まずは日本・アジアに650店舗を構える最大手チェーンの「炭火焼肉酒家 牛角」。同社広報担当者がいう。

「おいしさだけでなく、焼肉の楽しさをご提案するのが牛角の使命です」

 その言葉通り同店は、オリジナリティあふれるメニュー展開が魅力。豚肉の中でも、サクサクとした食感で女性に人気の「ピートロ」をはじめとするこだわりのメニューはもちろん、「三元豚のはちみつ黒胡椒焼き」など常識にとらわれないアイデアメニューが好評だ。

「焼肉レストラン 安楽亭」のウリは「素材」へのこだわりだ。脂肪注入肉や結着剤を使った成型肉はいっさい使用しない。つけダレも保存料無添加。提供される肉そのものへの味付けは薄めで、「そのぶん肉質の良し悪しがストレートに出るので気が抜けません」(広報部)と話す。
 
 関東エリアで最近注目を集めている「元氣 七輪焼肉 牛繁」ではチェーンながら、トレンドでもある稀少部位が充実している。

「126店舗という多すぎない店舗数だからこそ、稀少部位を揃えることができます。トロゲタカルビ(税込590円)などを常時ご用意しています」(広報部)

 店舗名のとおり「安心・安全・安い」をコンセプトに展開しているのが「七輪焼肉 安安」。学生やファミリーから支持されており、1人単価2500円以下で満腹になる。

 安いだけではなく、同店自慢のカルビ(税込313円)は味もボリュームも“お値段以上”の満足度だ。また、溶かしたバターで肉を愉しむ「バターフォンデュ」(税込108円)など独自メニューも豊富だ。
 
 そんな焼肉チェーン店の魅力の1つは「食べ放題」コースがあることだ。

「つい最近、食べ放題で焼肉を食べに行ってレシートをみたら、飲み物なども含めて、ひとりで80人前も食べていました(笑い)」

 豪快なエピソードを披露するのは、大食い界の新世代ヒロイン・桝渕祥与さん。高校生の頃から、友人と焼肉店に通うようになったという。

「バレーボールに熱中していた高校生くらいから大食いになってきたんですよね。とにかくよく食べるので、食べ放題がないとお腹がいっぱいにならない。大好物のホルモンだけでも20人前くらい食べるので、お金がいくらあっても足りないんです」

 そんな彼女が昔から通っているのが牛角。

「2980円から食べ放題ができる手軽さがいい。サラダなどのサイドメニューが豊富で、『三元豚のはちみつ黒胡椒焼き』など、ひと手間かけたメニューもあって食べ飽きない。大学時代は週3ペースで食べ倒していました。私に限らず、意外と女の子は食べ放題が好きなんですよ」

 とその魅力を語る。

撮影■小松潤

※週刊ポスト2016年4月22日号