辛坊治郎氏

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16日放送の「ウェークアップ!ぷらす」(日本テレビ系)で、地震学者が、辛坊治郎氏の指摘に意見する一幕があった。

番組では熊本地震の被害状況について伝える中、専門家として元京都大学総長で地震学者の尾池和夫氏に話を聞いた。

辛坊氏は「『えっ、熊本で(地震が発生)?』っていうのが、住民の皆さんも我々も感想なんですが、学者の皆さんのイメージはどうなんですか?」と尋ねた。すると、尾池氏は「熊本から大分というのは典型的な地震帯だ」と述べ、専門家の間では地震の発生が予想されていたことを示唆した。

これに対し辛坊氏は「おっしゃることはよく分かります。ただね、これなかなか言いにくいんですが、地震学者のみなさんは常に東海、東南海(地震)ってことばかりで、熊本はイメージ的にものすごく手薄になっていますよね」と、学者の発信内容に苦言を呈する。

この発言に尾池氏は「それまずいですよね」と一定の理解を示した上で、「学者だけじゃなくて、マスメディアもいつも東海地震と言うんだけども」と、マスコミの地震報道の取り上げ方にも問題があったと指摘したのだ。

スタジオで失笑が起こる中、さらに尾池氏は「首都圏直下地震と東海地震ばっかり言うから、それで全国の人が惑わされる」とマスメディアと学者への不満を語ったのだった。

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