玄米と白米は混ぜちゃダメ!「まずい」のは炊き方が原因だった
 正しく知らないと、逆効果。

「玄米」は、「カラダに良いけど、まずくて……」と思っていませんか? 答えは、ノーとイエスの両方。つまり、正しく選んで正しく炊けば、おいしくてカラダにも良し。逆に、むやみに扱うと、マズくてカラダにダメージを与えてしまうことも。

 真の健康食を実践するには、正しい知識が必要。そこで今回は、玄米についてパパっと学んでしまおうというお話です。

◆「白米に混ぜて炊く」のは大間違いだった!

 玄米についての悪評は、おおよそ3つ。

(1)まずい
(2)消化に悪そう
(3)効果があるのか疑問

 しかし、これは玄米の扱いが間違っているがゆえに起こる事故。例えば、「玄米を食べやすく!」という一心で、多くの人が実践している手法「白米に玄米を何割か混ぜて炊く」という工夫。実はこれこそが大間違い!

 そもそも違うかたさの米を同じ条件でおいしく炊き上げるなんて、できるわけがありません。白米に合わせると玄米がガチガチに、逆に玄米に合わせると白米がベチャベチャに。これ、例えて言うなら、「厚揚げ」と「絹ごし豆腐」を一緒に混ぜて、おいしい煮物を作ろうとしているようなものではないでしょうか!?

 ですから、まずは「混ぜる」をやめ、玄米100%でおいしく炊くことを考えるべきなんです。

◆面倒だけど理想形! 正しい玄米の炊き方とは?

 それでははじめに、実践するか否かは別! 教科書的な「玄米の正しい炊き方」をご紹介します。面倒な人は飛ばしてください。

 炊きあがりのふっくらもっちり感を出すためには、「長時間の浸水」と「圧力鍋」が必要です。

【1】洗う(2分):ゴシゴシとぐのは不要。汚れを洗い流す程度に、ザルの中で両手を使い軽くこすり合せる。

【2】浸水(20時間以上):圧力鍋に洗った玄米と1.2〜1.5倍量の水を入れ、約1日浸けておく。

【3】炊く(30分):1合あたりひとつまみの塩を加えて火にかけ、30分加熱。15分蒸らす。

⇒かかる合計時間は、約1日……。多くの人が、「ムリ!!」と叫ぶはず。そこで今回は、こんなに手間ヒマかけずに、おいしく、そして栄養効率を高くする3つの工夫をご紹介します。

◆おいしくて効果アリな玄米を食べる3つの工夫

(1)超時短派には……おいしい玄米レトルトを購入する
⇒あらかじめ専門調理された玄米を選ぶ

 最近では、普通のスーパーやコンビニで「玄米レトルトごはん」が買えるように。そうです、おいしく炊くのに自信がない人、炊く時間が面倒な人は、調理をプロに任せればOK。1パック100円台から購入できるので、ストック買いもしやすくなっています。

(2)自炊派には……「発芽玄米」をチョイスする
⇒消化性、栄養効率を改善!

 実は玄米、カラダにとってデメリットになる成分も含まれています。それは、エネルギー代謝の邪魔をする「アブシジン酸」と、有用ミネラル(鉄・カルシウムなど)を排出してしまう「フィチン酸」。これらを低減させた玄米こそが、「発芽玄米」。これで長時間の浸水作業は不要になります。

(3)グルメな自炊派には……ロウ層を削った玄米をチョイスする
⇒おいしさ、消化性がパワーアップ!

 やはり、「おいしくない」が一番の大問題。玄米表面にあるかたい殻「ロウ層」が、食感・食味を悪くするどころか、消化も妨げていて、せっかくの栄養が吸収できなくなっている原因に。

 最近では、特殊な精米技術によってコレを除去した玄米が登場。賢くチョイスすれば、長時間浸水ナシ、圧力鍋要らずで白米のようにふっくらやわらかく炊くことができるようになっています。

◆それでも玄米NO! の人にはこの2策

(1)玄米のおいしさがイマイチわからない人には……本当においしい体験を!