『名探偵コナン 純黒の悪夢』 (C)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

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【初週シネマリサーチ】
〜意外なところにヒットの秘密が!〜

週末公開される注目映画の興行収入や観客動員数を、キャストのメディア露出や注目ニュース度をもとに推測! ヒット予想を展開します。「あの人の熱愛!」や「思わぬスキャンダル」報道が大ヒットの要因になるかも!?

◎前作よりもスゴイ『暗殺教室』

4月9日-10日のランキングは『暗殺教室〜卒業編〜』(東宝)が週末土日動員16万7000人でV3を達成。昨年公開の『映画 暗殺教室』が、初週こそ『映画ドラえもん』から首位を奪ったものの、その後は後塵を拝していたことを考えると『卒業編』はスーパーヒットといえるだろう。ブリー・ラーソンが第88回アカデミー賞主演女優賞を受賞した『ルーム』(ギャガ)が全国76スクリーンで公開され、初週土日動員3万8000人で8位にランクインした。昨年主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアの『アリスのままで』(キノフィルムズ)が13位、一昨年ケイト・ブランシェットが主演女優賞を受賞した『ブルージャスミン』(ロングライド)が初週土日動員2万人で10位だったことを考えると、好結果だったと言えるだろう。

今週は、この時期恒例となっている『名探偵コナン』VS『クレヨンしんちゃん』の東宝アニメ対決に、第88回アカデミー作品賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』(ロングライド)がどんな結果を残すかが見どころか。
(※ランキングは初週土日の観客動員数、上映館数は公式HPや配給情報参照)

[今週の上位ランキング予想]
◎[1位予想]『名探偵コナン 純黒の悪夢』(ナイトメア)(東宝)
〇[2位予想]『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』(東宝)
▲[6位予想]『スポットライト 世紀のスクープ』(ロングライド)
△[10位予想]『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』(松竹)
*『グランドフィナーレ』(ギャガ)
(◎:大本命 ○:対抗 ▲:一発あり △:穴で *:期待)

◎【1位予想】『名探偵コナン 純黒の悪夢』(ナイトメア)
青山剛昌の人気アニメ「名探偵コナン」の劇場公開シリーズ第20弾。コナンを小さくしてしまった“黒ずくめの組織”が、FBIや公安、コナンたちを巻き込み壮絶な戦いを繰り広げるさまを描く。

昨年公開の『名探偵コナン 業火の向日葵』は、全国349スクリーンで公開され、初週土日動員68万8000人というシリーズ最高のスタートを切った。首位こそ『劇場版 ドラゴンボールZ 復活の「F」』(東映)に譲ったが、圧倒的な数字で人気の高さを実証。それ以前も4年連続で初登場1位を達成するなど、シリーズ20作目でも人気の衰えは全くない。

本作は約350館での上映。4月4日に行われた完成披露試写ではゲスト声優の天海祐希が登壇し、「機動戦士ガンダム」のアムロ&シャアで有名な古谷徹と池田秀一のコラボに酔いしれる様子が大きく報道された。またコナンの謎を握る“黒ずくめの組織”がテーマの本作にちなみ、黒つながりで歌手の松崎しげるがコナンに扮するコスプレを披露するなどプロモーション展開も興味深い。過去5年間の初週土日動員の平均が約57万9000人。ここ2年間の勢いからみて60万人は最低ラインか。(後編へ続く…)

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