アートのような美しさ!新宿にシンガポール発のデザートバー「JANICE WONG」が上陸

写真拡大 (全6枚)

2013年、14年とアジアNo.1パティシエに輝いたシンガポール出身のシェフ、Janice Wong(ジャニス・ウォン)を知っている? 新進気鋭のシェフとして今、世界で注目を集めている彼女が、2016年4月15日(金)に、新商業施設「NEWoMan SHINJUKU(ニュウマン 新宿)」に日本初出店。なんでもアシェットデセールとお酒のマリアージュを体験できるデザートバーというから気になる!

パリの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」を卒業後、ピエール・エルメ氏などに師事したというジャニス・ウォンのデザートは“食べられるアート”とも呼ばれる美しさ。赤味噌やユズ、梅酒など、日本の素材を思わぬかたちで取り入れた彼女のアシェットは、いずれもここでしか味わえない絶品が揃う。

「単品でのご提供のほかに、4品が並ぶ『Dessert degustation 4(デザート デギステーション フォー)』(3240円)や、5品が揃う『Dessert degustation 5(デザート デギステーション ファイブ)』(5400円)など、人気のデザートを集めたコースもご用意しています。デザートに合わせて提供するお酒とともにペアリングを楽しんでください」と、広報担当者さん。

もちろん、コーヒー類やこだわりの日本茶なども充実しているから、お酒が苦手な女子でも安心してお邪魔できそう。そこで、さっそく中でも注目のアシェット4皿について、教えてもらった。

写真)「Strawberry Caprese(ストロベリー カプレーゼ)」(1944円)◆食材の意外なマリアージュにびっくり!日本の春を表現した「Cassis Plum」


「Cassis Plum(カシスプラム)」(2106円) は、日本の春にインスピレーションを受けて作られたという一皿。カシスのパルフェからなるひんやりとしたボールの中には、酸味が効いたエルダーフラワーとヨーグルトのエスプーマ、梅酒のゼリーなどが閉じ込められていて、食べる進めるごとに異なる食感を味わえる。

シソ梅酒のグラニテやタケノコの照り焼き、ユズのキャビアやさくさくのライスパフなど、トッピングの工夫にも驚かされるはず。
 
これと相性が抜群なのは、栃木県産の無濾過生原酒「モダン仙禽(せんきん) 2015」(972円)。“酸のマエストロ”とも呼ばれる蔵元が作り出したこちらは、一口含むと清らかな香りと瑞々しい柑橘類の風味が口の中に広がる。日本酒の甘みがある余韻がエスプーマの酸味と混ざり合い…官能的な味わいがたまらない!

◆コクがある赤味噌とユズの酸味が効いた「Red Miso Mustard」


日本生まれの食材を取り入れた「Red Miso Mustard(ミソ マスタード)」(1512円)は、マスタードのメレンゲ、赤味噌とキャラメルのクランブル、ゆずとレモンの柑橘の香りのエスプーマが口の中で絶妙なハーモニーを奏でる。

千葉県産の無農薬米を使った日本酒「寺田本家 花啓(ひら)く」(918円)を合わせると、そのコクがミソとマスタードの風味を深めてくれる。

◆女心をくすぐる美ルックス。甘酸っぱいイチゴを堪能できる「Strawberry Caprese」


フレッシュなイチゴとシャンパンビネガーに漬けたイチゴ、エディブルフラワーが色鮮やかな「Strawberry Caprese(ストロベリー カプレーゼ)」(1944円)は、日本限定の一皿でふわふわ食感のタイベリーのゼリー、プチプチとした桜のタピオカなどの食感もにぎやか。

さらに、パウダー状にしたトンカ豆を加えた雪のようなブラータチーズが甘酸っぱいデザートにコクをプラスしてくれる。フレッシュな味わいの滋賀県産の日本酒滋賀県産の日本酒「七本鑓(しちほんやり) 無有 生」(918円)とともにいただくと、ベリー類の甘酸っぱさを引き立ててくれる。

◆香りでポップコーンを表現。甘さと塩気のバランスが絶妙な「Popcorn」


幼い頃の楽しい思い出を表現したという「Popcorn(ポップコーン)」(1296円)には、甘いものと塩気があるもの、2種類のポップコーンで風味付けしたパルフェが並ぶ。高知県産のユズを使ったソルベとパルフェ、パッションフルーツのソルベ、塩キャラメルのソースなども添えられていて、甘さと塩気のバランスが絶妙。仕上げにかけられるザクロ果汁のソースが、全体の味をバランスよくまとめているそう。

合わせるお酒は、ユズの天然果汁と2年醸造の純米酒を合わせた和歌山産のユズ酒と、フランス産のプレミアムウォッカを合わせたカクテル「鶴梅ゆず&グレイグースウォッカ」(864円)がおすすめ。口の中に爽やかさが広がって、キャラメルの甘さと調和するはず。

◆アートなデザートが作り上げられるにふさわしい洗練された店内


ジャニス・ウォンのテーマカラーである黒を基調にした店内は、シックで落ち着いた印象。キッチンとカウンター席が一体化したライブキッチンで、目の前でアートなデザートが作られていくさまを眺めるのも楽しい。

彼女が描いた絵画が飾られていたり、自らバリの工房で作ったお皿を使っていたり…食べるという体験を通して、深くその世界観を体感できるはず。まずは自慢の一皿を女友達や彼とじっくり味わって。