CAR No.11 Nao Matsumoto/画像提供:TRANSIT

写真拡大

【現美新幹線/女子旅プレス】2016年4月29日(金)、越後湯沢〜新潟間を走る上越新幹線に、新幹線で移動しながら現代アートを鑑賞できる世界最速美術館「現美新幹線」が運行をスタートする。運行開始に先駆けて、注目のアーティスト7組が手がけたアート空間がお披露目された。

【さらに写真を見る】「現美新幹線」6両編成のアートな車両には多彩な芸術作品&地元食材のカフェを併設

最高速度210kmで走る、この「現美新幹線」は、通常座ったままの新幹線で回遊してアートを楽しむことをコンセプトに、乗ること自体が旅行の目的となるような魅力的な列車作りを考え、従来の列車の空間デザインの枠を越えた、旅の時間を体験できる列車としてプロデュースされた。

◆外も中もアートに彩られた新幹線


6両編成の車両内は、それぞれ注目のアーティスト7組がこの列車のために製作した現代アートを展示。

外装デザインは写真家の蜷川実花が手がけ、列車全体をキャンバスに見立てて、夏の夜空を彩る長岡の花火を描き出した。

◆新幹線の各車両が個性溢れるアート空間に


6両編成の車両のうち、まず11号車は五穀豊穣、祝祭、光をテーマに触れられるアートとして車両シート、車両カーペット、カーテンに至るまで隅々まで大胆にデザインを施した。

12号車から16号車までは片側の窓をつぶし、完全にアートスペースに。13号車は、現代アートに直接触れることができるキッズスペースとして、子どもたちが自由に楽しめるプラレールが置かれ、青と白を基調とした壁面にはプラレールをモチーフにしたインスタレーションを設置した。

そして「潟と里山」の写真作品を展示する14号車、造花を用いた全長11メートルのインスタレーション「reflectwo」が乗客を楽しませる15号車が続き、最後の16号車では、新潟をモチーフにした15分間のアニメーションを5つの液晶画面を用いて上映し、沿線に広がる車窓とともに、様々な魅力を発見できる。

◆地元食材のメニューを味わえる本格カフェ


また、13号車には地元食材を使ったスイーツ・コーヒーを提供する本格的なカフェを併設。

魚沼産米粉のバニラケーキ、佐渡バターフィナンシェ、佐渡クリームチーズのレモンケーキなど地元の素材にこだわったスイーツや、新潟・燕三条で人気の「ツバメコーヒー」監修のコーヒーを堪能できる。

なお「現美新幹線」は、上越新幹線の越後湯沢から新潟の間で土・日曜、祝日を中心に1日3往復計6本のダイヤで年間120日程度運行を予定している。(女子旅プレス/modelpress編集部)

■現美新幹線


上越新幹線(越後湯沢、浦佐、長岡、燕三条、新潟)
席数:全107席(カフェ除く)うち指定席23席