14日、韓国政府は14年4月16日に沈没事故を起こして多数の被害者を出した韓国籍フェリー「セウォル号」について、「7月までに船体引き揚げを完了させる」と言及した。写真はソウルの追悼所。

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2016年4月14日、韓国紙・京郷新聞によると、14年4月16日に沈没事故を起こして多数の被害者を出した韓国籍フェリー「セウォル号」について、「7月までに船体引き揚げを完了させる」と韓国政府が言及した。国際在線が伝えた。

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韓国海洋水産部セウォル号引き揚げ推進グループの責任者・延泳鎮(ヨン・ヨンジン)氏は14日の記者会見で、「7月までに船体の引き揚げ作業を完了させることを目標とする」とし、「4月中にも船体の浮力を確保させる作業を整え、5月中に船首から引き揚げる鉄骨を組む作業を行う」と明かした。

また、今回の引き揚げでは145メートルの船体を切断することは考慮しないとし、「船体全体の引き揚げは世界でも例がないが、船体を最大限保持するのは引き揚げ後の船内作業のためだ」と述べた。

セウォル号をそのまま引き揚げるとなると、その荷重は沈没した韓国海軍の哨戒艦「天安号」の約10倍にも上り、困難が予想されている。延氏は「水深や海流、混濁した水中の状況などから、引き揚げは難しいものになると予想されるが、全力を尽くす」と話している。(翻訳・編集/岡田)