Googleは4月13日(米国時間)、「Research Blog: Announcing TensorFlow 0.8 - now with distributed computing support!」において、同社が提供している機械学習ソフトウェアに分散コンピューティングの機能を追加したと発表した。新しいバージョンは「TensorFlow 0.8」と呼ばれている。

「TensorFlow 0.8」はgRPCライブラリを使った分散コンピューティングを実現させている。機械学習を数百台のマシンに分散させて同時に実行することが可能とされており、長い時間が必要となる機械学習の時間をクラスタを利用することで短時間に終わらせることが可能になるという。今回追加された分散コンピューティングの機能はまだ始まりにすぎないとして、Googleは今後も分散コンピューティングの機能を強化すると説明している。

機械学習は今後さまざまなソフトウェアで活用が見込めるとして注目度が高まっている。専門的な知識や経験が必要になるところがあるが、Googleが自社のナレッジをTensorFlowとして公開したことで比較的手軽に機械学習の環境を構築できるようになりつつある。TensorFlowの分散コンピューティング対応はこれまで要望の大きかった機能であり、今後さらに活用が進むものと見られる。

(後藤大地)