12日、上海で不動産市場抑制のための新政策が実施されてから半月がたった。その効果が徐々に現れつつある一方で、投資用住宅を複数購入するために法の抜け穴を探して偽装離婚する夫婦が急増している。写真は中国の離婚証。

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2016年4月12日、上海で不動産市場抑制のための新政策が実施されてから半月がたった。その効果が徐々に現れつつある一方で、投資用住宅を複数購入するために法の抜け穴を探して偽装離婚する夫婦が急増している。新民網が伝えた。

上海市のとある夫婦はすでに住宅2戸を持っているが、投資のためさらにもう1戸購入することを検討している。この場合、夫婦が住宅の名義をまとめてどちらか一方に移して離婚し、もう一方が上海戸籍を持つ人であれば法律上新たな住宅購入が可能となる。上海市の住宅購入制限政策においては、上海戸籍を持っている独身者は住宅1戸の購入が可能で、かつ頭金や税金の優遇措置も受けられる。もう一方が改めて住宅1戸を購入した上で、両者が再度結婚し直せば、結果として夫婦には住宅3戸が手に入るようになる。

上海では新政策が実施されてから複数の住宅を購入するために、法の抜け穴を探してこのような偽装離婚を試みる夫婦が後を絶たない。離婚手続きも行う婚姻登記所は現在あまりの人だかりで順番待ちの状態が続く。

さらに、離婚する夫婦が多くなっているのに対し、婚姻登記所の職員は不足しているため、離婚手続きには「事前予約」もいるような情況になっている。上海市徐匯区の婚姻登記所の職員は新政策が出されて以降離婚する人が特に増えたとし、「彼らが偽装離婚だとまでは確定しようがないが、きっとそのような情況はある。笑い話をしながら離婚手続きをしているような夫婦はまず間違いなく偽装離婚だろう」と語った。(翻訳・編集/矢野研介)