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JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月14日、「JPCERT/CC インシデント報告対応レポート[2016年1月1日〜2016年3月31日]」を発表した。

同レポートによると、2015年度第4四半期(2016年1月〜3月)に同センターへ寄せられたコンピュータ・セキュリティ・インシデントの報告件数は4587件となり、第3四半期(2015年10月〜12月)比33%増となった。また、報告数は前年同期比33%減となり、同センターがインシデントの拡大防止を目的にサイトの管理者などに対し、現状の調査と問題解決のための対応を依頼した件数である調整件数は同4%減となった。

月別の報告件数の推移を見ると、2015年8月から2016年2月の期間は前年と比較し、下回ったが、同3月は前年同月をやや上回った。

調整件数の月別推移では、2016年1月は前月・前年同月ともに下回ったが同2月以降は急増し、前年同月を上回った。

インシデント報告件数の年度別推移は、2013年度の2万9191件をピークに減少傾向に転じ、2015年度は前年度比22%減の1万7342件だった。

2015年第4四半期に同センターが報告を受けたインシデントをカテゴリ別に分類した結果、最も多かったのはシステムの弱点を探索するインシデントであるスキャンの39.9%だった。以下、Webサイト改ざん(30.6%)、フィッシング・サイト(15.6%)と続き、上位3カテゴリで8割強を占める。

(山本善之介)