4月1日は過ぎたのに、アウディが自ら「ユニーク」というにはかなり個性的な「Audi A8 L extended」は、片側にドアが3枚、計6枚ドア、3列シート6人乗りというかなり個性的なモデルを披露しました。

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3列シートは、ミニバンの条件といえるものですが、A8はご存じのとおりアウディの最上級サルーン。しかも片側にドアを3枚用意したストレッチ版というのは、かなり個性的です。

ヨーロッパの顧客のニーズに応じたワンオフモデル。全長は6.36m、ホイールベースは4.22mで、6座席すべてがトップクラスの快適性を備えるそうですが、どんな使い方をするのでしょうか?

2列目と3列目に座ったVIPが4人同時に移動するとか? 6人でキャンプに行くとか? あるいは新郎新婦4人が同時に結婚式場を後にする「ブライダルカー」として使い、空き缶をぶら下げてガラガラと走り去るのでしょうか?

どんな使い方をするかヨーロッパの顧客からのメッセージはありませんが、アウディからすると簡単にストレッチしたワンオフモデルではないそう。

大型化の主要な課題は、安全性と超大型ボディの剛性だけでなく、シルエット(スタイリング)も懸念材料だったそうで、アウディスペースフレームの設計を活かし、ほぼオールアルミ製の生産モデルのボディを使用。

具体的には、アルミ押し出し材セクションを使い、サイドシルやセンタートンネルを拡張しました。ダブルリヤバルクヘッドは、キャビンと荷室を分離し、ルーフには追加されたアルミ異形管とクロスブレースを内蔵させることで、「アウディA8 L」並みのねじれや曲げ剛性を確保しているそうです。

ルーフには、2.4mのガラスルーフを用意することで車内の開放感を高めているのも特徴で、ブラインドにより日差しを遮ることもできます。

6座席あるシートは、ベルベットのベージュで、しなやかな「Valcona(ボルケーノ)」の革張りされています。インパネからサードシートまで連なるセンターコンソール、後席用エンターテイメントディスプレイ、クールボックスなどを用意。

搭載されるエンジンは3.0L TFSIで、8速ティプトロニックの組み合わせにより310ps/440 Nmを達成。0-100km/h加速は7.1秒で、最高速は250km/hに達します。駆動方式はクワトロで、足元には15本スポークデザインの19インチアルミホイールを装備。全長6m超、2418kgという巨体ですが、アウディS8と同じブレーキシステムにより制動力が確保されています。

(塚田勝弘)

まるでエイプリルフール・ネタ!? ドア6枚、3列シートの超リムジン!アウディA8発表(http://clicccar.com/2016/04/15/366132/)