中国メディア・捜狐は11日、今や世界を代表するテニスプレーヤーとなった日本の錦織圭の活躍について、日本のアニメ文化がその土台にあると論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国メディア・捜狐は11日、今や世界を代表するテニスプレーヤーとなった日本の錦織圭の活躍について、日本のアニメ文化がその土台にあると論じる記事を掲載した。

 記事は、アニメ「デジモンアドベンチャー」の主題歌などで知られる歌手の和田光司さんの訃報に触れて「無邪気に日本のアニメを見ていた歳月」を振り返り「信念、勇気、友情、頑張りといった心で自分の少年時代が満たされていた」とした。そして、「特殊な文化として存在するアニメ文化は、現在テニスで活躍する錦織圭の風采にも目を向けさせる」と伝えた。

 そして、決して高くない身長、短い手足、細い体などテニスプレイヤーとしての身体的な優位を持たないながらも、あまり目立とうとしない内気な性格でテニスに専念し、世界のトップの一角を担っている錦織について「まさに、日本のアニメ文化の影響を受けた典型である」と評した。若干論理の飛躍を感じるが、錦織が「テニスの王子様」をはじめとするマンガを愛読し、ゲームも好きであるという情報によるものだろう。

 また、このような「優秀なアニメ文化を継承する錦織」はわれわれに多くのことを教えてくれるとし、「自分は外国選手と同じようにやったらかなわないことを知っている。自分にできるのは、自らの欠点を知るとともに、自分の特徴とリズムを作り、自分の道を探すこと」という錦織の姿勢をその一例として挙げた。

 記事はそのうえで、「政治的な見方や歴史的な要因はしばらく置いて」おき、「(中国人と)同じ肌の色と体型を持つ錦織がどうして世界のトップ10に君臨し、自国選手はいつも1・2回戦で負けるのかを冷静に考えるべきではないか」と呼びかけている。

 自らの欠点を理解し、体格勝負では勝てない相手と対等に勝負できる「持ち味」を身に着けること、浮かれることなく静かに物事に専心することが、「マンガ・アニメ文化」のもとで育った錦織の活躍から得られる「教え」ということなのだろう。愛や勇気、信念そして友情・・・。マンガやアニメは、実にいろいろなことを教えてくれるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)