春の花の代名詞といえば「桜」ですね。4月中旬あたりから花開き5月頃まで華やかに咲き誇る桜といえば「八重桜」。桜の花エキスは、八重桜「関山(かんざん)」の花びらから抽出されたものです。美肌・美白効果や細胞の老化を防ぐはたらきがある桜の花エキスに注目してみましょう。

八重桜「関山」とは?

バラ科サクラ属の八重桜「関山」は、特に病虫害に強い品種として知られています。学名は「セキヤマ」。桜の中でも華やかな濃い桃色の花をつけます。花弁の数は21枚から50枚。花は塩漬けにされて、炊き込みご飯やお吸い物、桜茶、和菓子などに用いられます。

桜の花エキスで美肌・美白効果!

桜の花エキスの含まれる成分で、老化を防ぐ効果があるのは配糖体のカフェオイルグルコース・ケルセチングルコシドです。これらは、たんぱく質と糖が結びついてできる老化促進物質、AGEs(糖化最終物)の生成を抑制するはたらきが認められています。AGEsが増えるとたんぱく質の性質が変わったり、劣化したりします。美肌をつくるコラーゲン・エラスチンもたんぱく質です。これらのはたらきが弱まると肌のハリやツヤがなくなってしわやたるみが出てくるのです。桜の花エキスを摂ることで年齢とともに増えていくAGEsを抑制する効果が期待!メラニンのもとは酵素チロシナーゼですが、桜の花エキスの成分はこの酵素のはたらきを抑制するため、シミやくすみなども予防して美白効果をもたらしてくれますよ。

飲めば血管の健康維持に

糖化が進むことによって、血管の老化が進み動脈硬化になりやすくなります。また、コレステロールや中性脂肪が血液中にたまると、血管のしなやかさが失われていきます。この両方が重なることで、高血圧になり、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす結果になるのです。若いからまだ大丈夫と安心しないで、桜の花エキスを飲めば血管の糖化を予防することができますから、生活習慣病の予防にもつながりますよ。


writer:松尾真佐代