中国メディアの中華網はこのほど、体験してみたい鉄道旅行の1つとして、九州の特色豊かな列車を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの中華網はこのほど、体験してみたい鉄道旅行の1つとして、九州の特色豊かな列車を紹介する記事を掲載した。高速鉄道の分野では激しい受注競争を展開しているが、日本では魅力的な鉄道の旅ができるとして、好意的に見方で取り上げている。

 記事は最初にJR九州の「特急あそぼーい」を紹介。この特急列車の運行区間は熊本県の熊本市-宮地市であり、途中いくつかの駅に停車しながら片道約1時間30分の列車旅行を楽しむことができる。車内には「木のプール」など子供たちが遊べる場所や小さな図書館も設けられている。

 さらに車内のあちこちにキャラクター犬くろちゃんのデザインが施されており、座席も子供が座りやすいように特別に設計されていると説明。記事はこの列車について「子どもたちはきっと嬉しくてたまらないに違いない」と評価し、価格も決して高くないと紹介している。

 さらに「観光列車 おれんじ食堂」について紹介。海を眺めながら九州の食材を使用した美味しい料理を楽しめると絶賛、「これほどくつろげる時間を過ごせる場所は他にはないだろう」と紹介している。さらに車内の料理の写真をいくつか掲載、「これは間違いなく列車の食事である」と読者に紹介している。

 そのように念を押さなければ、中国の多くの読者は高級レストランで撮影した料理であると勘違いすると記事は判断したのだろう。中国列車内で提供される弁当を見慣れている人々にとって、おれんじ食堂の料理はありえないほどレベルが高いからだ。

 記事はまた「特急 指宿のたまて箱」を紹介。車内には窓に面した座席が設けられており、錦江湾を眺めながら本を読んだり日記を書いたりできる。「特急 指宿のたまて箱」は浦島太郎の物語にちなんでドアが開くときに「煙」が出るようになっていると説明、乗車時に髪の毛が白くならないよう読者に注意を呼びかけている。

 記事はこのような列車旅行は「本当にまったりできる」と紹介している。中国では海の景色を楽しめる場所は日本に比べて限られており、海を眺めることができる日本の列車旅行には中国の人々にとって大きな魅力があるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)