13日、韓国軍の売店で日本製を含む外国産のたばこが初めて販売されることになったが、韓国の関連業界からは反発の声が上がっている。資料写真。

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2016年4月13日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国軍の売店で日本製を含む外国産のたばこが初めて販売されることになった。

韓国国防部とたばこ業界によると、12日行われた国軍福祉団による軍納品をめぐる審査で、韓国KT&Gの2製品のほか、米フィリップモリスと日本たばこ産業(JT)の各1製品、計4種が通過した。外国製のたばこが韓国軍の軍納製品として選ばれるのは、07年の公開入札制度の導入以降初めてだ。

年間1300億ウォン(約120億円)規模という軍納たばこ市場を昨年までKT&G1社が独占してきたが、今回の決定に、韓国の関連業界やたばこ農家からは反発の声が上がっている。ある業界関係者は、「たばこは軍事物資の一つであり、世界貿易機関(WTO)の規定でも例外的に自国産の優先購買が認められている。米英軍や日本の自衛隊も、自国産のたばこのみを扱っている」と主張した。

また別の関係者は、「独島(日本名:竹島)の警備隊が日本製のたばこを吸いながら独島を守るというのはいかがなものか」と疑問を呈する。京郷新聞はこれに関して、今回選定されたJTが、島根県が主催した「竹島の日」行事の後援企業に含まれていると伝えた。

この問題について韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられているが、たばこ業界の主張に対しては否定的な声が多い。

「国も売り払おうとしてるのに、いまさらの問題」
「国産たばこの値段を見たら愛国心もなくなるよ」
「独島警備隊は地方警察庁の所属だから、国軍売店の商品とは何の関係もない」
「最近はみんな賢くなったから、こんな愛国マーケティングには引っ掛からないよ」

「それなら韓国企業が兵士たちにたばこを無料提供でもすればいい」
「たばこ業界や農家の言い分は日本の嫌韓団体と何ら変わらない」
「反日感情を利用して稼ごうという魂胆だ」

「必要な時だけ愛国心を要求してくる」
「たばこ業界や農家の人は、家でサムスンとかLGとかの国産製品だけを愛用しているみたいだね」
「自分たちが納品してる安物を愛国心で飾ろうという考えか」(翻訳・編集/吉金)