「英国最大のドローン部隊」5機の監視ドローン

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英国サリー州の警察は、約4,000万円の予算を使って新たなドローンを購入し、英国最大のドローン部隊を編成する。安全管理や人命救助の目的でドローンを使う公的機関が増えてきている。

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英国サリー州の警察が、「英国最大のドローン部隊」を編成した。

サリー州警察とサセックス州警察は、すでに警官38名に対してドローンの操縦訓練を行っている。25万ポンド(約3,900万円)の予算を使って、所有するドローンを現在の1機から5機へ増やす予定だ。

3カ月の試行期間中にドローンを使うのは、「ガトウィック空港武装隊」「法定衝突調査及び再現チーム」「標的パトロールチーム」「地域対策チーム」「指令検索及び作戦計画部隊」などに所属する警官たち。

ガトウィック空港周辺では、すでに既存のドローン1機を限定的にテストしてきた。追加購入するエリヨン社製「スカイレンジャー」4機は、トレーニングを受けた警官が操縦する予定だ。

「英国の警察が行うドローンのテストとしては、最大規模になります。ドローンを試験的に使っているほかの警察署も情報を提供してくれるでしょう」と、警察次長のスティーヴ・バリーは語る。

警察によれば、一般市民のプライヴァシーについては、プライヴァシー監視機関や監視事務局と話し合いを行ってきたという。

ドローンの性能が向上するにつれて、さまざまな利用目的のためにドローンのテストを始める公的機関が増えてきた。北アイルランド警察庁を含む英国のいくつかの警察署も、ドローンの利用を試している。

『ザ・テレグラフ』の報道によれば、地方自治体はすでに、建築物を新しく建てたり変更したりする際の計画申請を審査するためにドローンを使い始めたという。12の自治体が、ドローンを購入するか業者を雇うかして、建築申請の評価、危険な建物や海岸浸食の調査にドローンを利用している。

また、欧州緊急通報用番号協会は、アイルランド山岳救助隊とオランダ消防隊において、緊急時に備えてDJI製のドローンを配備することを明らかにした。一方、アフリカのマラウィ共和国では、ユニセフが、HIV診断のプロセスを迅速化するためにドローンを試験的に利用している