中国は戦闘機を自国で開発、生産できる国の1つだ。また、原発や高速鉄道といった高い技術力が必要とされるインフラも自国で生産できるほか、有人宇宙飛行に成功しているとおり、宇宙開発の分野でも確固たる実績を残している。こうした一部の分野において、中国はすでに非常に高い技術力を有しているといえる。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国は戦闘機を自国で開発、生産できる国の1つだ。また、原発や高速鉄道といった高い技術力が必要とされるインフラも自国で生産できるほか、有人宇宙飛行に成功しているとおり、宇宙開発の分野でも確固たる実績を残している。こうした一部の分野において、中国はすでに非常に高い技術力を有しているといえる。

 一方、中国の自動車メーカーは日本や欧米のメーカーに比べて技術力で大きく水を開けられているほか、中国人消費者も中国製品を信用していないとおり、品質はまだまだ向上の余地がある。つまり、中国の技術力は分野によって大きな偏りがあり、政府主導の分野では技術力は高いが、民間の分野では相対的に技術力は低いと言えよう。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国が強大な国となったことは誰もが認める事実であるとし、中国は自国で戦車や航空機、核兵器まで製造できるというのに、なぜ高速鉄道に使用されるような質の高いボルトやネジは造れず、日本などからの輸入に依存しているのかと疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、中国人は細部にまでこだわって何かに取り組むことが苦手であることを指摘する一方、細部にまでこだわるのは日本人の強みであると指摘。高速鉄道は揺れながら高速で走行することから、緩まない特殊なネジが必要であると主張したうえで、「永久に緩まないネジは日本企業が発明したもの」と指摘し、中国はこうした特殊なネジを日本から輸入しているのだと指摘した。

 ネジという小さな部品であっても、それが走行中に緩んでしまえば多くの乗客を危険にさらすことなるだろう。つまり、中国高速鉄道の安全性を支えているのは日本企業の部品という言い方もできる。記事は、「中国には急速な進歩も重要だが、は日本のように細部にこだわることも重視すべきである」と主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)