大事な話は3秒待つ。ちゃんと伝わる会話のテクニック

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伝えたいときに限ってうまく伝わらないと感じたことがある人は、もしかしたら、気持ちがはやるばかりに早口になっているかもしれません。新年度で、あたらしい出会いが多いこの時期だからこそ、話し方を見直してみませんか。
大切な話の前には3秒の間をとる
大切な内容であればあるほど、早く相手に伝えたいという気持ちはだれにでもはたらきます。でも、そこで勢いこんで話してしまうと、言葉だけが空回りし、内容がきちんと伝わらないことも多いのです。
そこで重要なのが「間」です。
たとえば、ラジオなどをつけたまま作業しているときは、聞こえているだけで、内容を聞いてはいませんよね。ですが、突然3秒ほど音がなくなると「あれっ! 」と、人は注意を払います。それによって次に発せられる言葉を待つことになり、話を聞く態勢ができるのです。
これは日常の会話でも同じ。相手が聞く態勢になっているときと、いないときでは伝わり方が違ってくるのです。最初は3秒の沈黙に勇気がいるかもしれませんが、ぜひ実践していただきたいです。
言葉を置くようイメージでゆっくり話す
聞く態勢になっていても、早口だと内容が伝わりにくくなります。基本的にいつものスピードで話して大丈夫ですが、これが重要というポイントだけは、ほかよりゆっくり話すことが大切です。
ゆっくり話すと、しっかりと言葉が発声されることもあり、そのワード自体が印象に残ります。私もたくさんの人前で話すときは特に、ここがポイントという前に深呼吸をし、一言ずつ言葉を置くように話すようにしています。
言葉を置くという表現は、一般的にあまり使われませんが早口だと言葉が滑ってしまい、きちんと発声されないことが多いので、アナウンサー業界ではよく使われています。苦手なワードほどゆっくり話すのも効果的ですよ。
間を大切にして、言葉を置くようにゆっくり話すと、聞き手側の準備ができ、すんなり入ってくるようになります。この人の話は聞きやすいと思われると、また会いたいと思ってもらえるので、出会いの季節に試す価値ありですよ。
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