現在のメルセデス・ベンツ Cクラスには、PHVの「C 350 e」や「Mercedes-AMG C63 S」も含めて7ATが用意されています。同じプラットフォームでもより新しいメルセデス・ベンツGLCには、2.0L直列4気筒直噴ターボに9ATの「9G-TRONIC」が組み合わされています。

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その利点は、1つのギヤが受け持つ速度域が狭くなるため、スムーズな変速が可能なほか、回転数の上昇を抑制することで燃費に効くなど、走りと燃費への効果が期待できるもの。

7ATでも非常にスムーズですが、9ATはさらに滑らかで、いま何速に入っているのか分からないほど。100km/h以下では9速に入ることはなさそうで、6速から下はローギヤードになっていますからレスポンスも良好なのも美点。

211ps/5500rpm、350Nm/1200-4000rpmの2.0L直列4気筒直噴ターボの「BlueDirect」エンジンは、圧倒的な加速感までは味わえないものの、試乗会場だった相模湖周辺の上り勾配程度なら、どんな車速域でも瞬時に欲しい加速感が得られました。

走行モードを「Eco」にしていると、多少加速フィールが抑制されますが、街中ならまったく不足はないはず。また、いざという時は「Sport」以上にしておけばワインディングや高速域でも伸びやかな加速感を享受できます。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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