テスラ「Model S」に「生物兵器防衛モード」登場

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テスラモーターズは「Model S」の新モデルに、充電時間を短くできる新型充電器のほか、高性能のフィルターを追加すると発表した。車内の気圧を外気より高くして乗っている人間を守る、「生物兵器防衛モード」も用意されている。

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テスラモーターズは4月12日(米国時間)、同社の電気自動車「Model S」の新モデルに、高電流につないだ場合に充電時間を短くできる新型充電器のほか、かつてはスポーツタイプ多目的車(SUV)「Model X」にのみ搭載されていたHEPAフィルターが追加されることになったと発表した

テスラは2015年9月、HEPAフィルターをModel Xに初めて装備した。このときCEOのイーロン・マスクは、このフィルターが車内の空気からほとんどのアレルギー原因物質やバクテリアはもとより、排気微粒子も99.97パーセント除去すると説明した。

さらに、これまでModel Xだけだった「生物兵器防衛モード」が、Model Sでも使えるようになった。「車内の気圧を外気より高くして乗っている人間を守る」というものだ。

また、Model Sの新しい充電器は、40〜48アンペアに対応できるようになり、より高速での充電が可能となった。

そのほか追加されるものとして、Model Xに似たフロントデザインや、曲がりくねった道路で進路をより明るく照らせるよう回転して向きを調節できるヘッドライトがある。内装のオプションとして「木目調アッシュ・ウッド」と「ダーク・アッシュ・ウッド」も登場する。

これらの装備品はすべて、テスラで生産されている高級セダンで最も人気のあるModel Sに標準装備される。

この発表が行われたのは、テスラが2,700台のModel Xのリコールを明らかにした翌日だった。リコール理由は、3列目の後部座席シートのリクライニング用ヒンジに問題があり、衝突時にシートが前へ折れ曲がってしまう危険性があるというものだ。

さらに、テスラが大衆市場をターゲットにした3万5,000ドルの電気自動車「Model 3」の発売を正式に発表した2週間後の出来事でもある。Model 3は大人気で、予約注文は、同社の予想も超える(日本語版記事)状況だ。