馬総統「太平島は“島”」  常設仲裁裁判所に正しい判断呼びかけ/台湾

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(台北 14日 中央社)馬英九総統は14日、南シナ海問題や国際法をテーマにしたシンポジウムに出席し、常設仲裁裁判所に対して、台湾が実効支配する南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島太平島は「島」であり、その法律的位置づけに判決は関わるべきではないと呼びかけた。

フィリピンは同島を含む南シナ海の島々を「岩礁」だと主張。周辺12カイリを領海とするのは国際法違反だとし、常設仲裁裁判所に仲裁手続きを申し立てている。

馬総統は歴史的、地理的、国際法的に、南沙、西沙(パラセル)、中沙、東沙(プラタス)各諸島と周辺海域は、中華民国固有の領土、領海であると強調。裁判所が誤った判断を下せば、中華民国の権利と利益を損ない、違法な裁判になってしまうと語った。

台湾は近年、同島で灯台建設や埠頭施設の拡張など積極的な開発を進めている。農場、井戸、太陽光発電設備などもあり、海岸巡防署(海上保安庁に相当)の職員らが常駐している。

(謝佳珍/編集:齊藤啓介)