12日、ケニアが中国人相手に振り込め詐欺を働いていたとみられる台湾人を中国に送致した問題について、ケニア内務省の報道官は「彼らは中国から来たから中国に帰した」と語った。写真は第2陣として送致された67人。13日午前、北京に到着した。

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2016年4月12日、東アフリカのケニア当局が、電話やインターネットなどで中国人相手に振り込め詐欺を働いていたとみられる台湾人を中国に送致し台湾で猛反発が起きている問題について、ケニア内務省のMwenda Njoka報道官は、ロイター通信の取材に対し「彼らはケニアに不法滞在していた。不法入国者は通常、直前の出発地に帰される。彼らは中国から(ケニアに)来たから中国に帰した」と語った。中国・観察者網が伝えた。

ロイター通信によると、ケニアのアミーナ・モハメド外務相は「ケニアは台湾と国交が無く、『一つの中国』の方針を信じている」と説明した。

台湾外交部によると、ケニアの警察当局は2014年11月、ナイロビ近郊を拠点に、電話やインターネットなどで中国人相手に振り込め詐欺を働いていたとみられる台湾人と中国人のグループ77人を逮捕した。ケニアの裁判所は今月5日、台湾人23人に無罪判決を言い渡し、国外退去処分としたが、11日時点でそのうちの8人が中国に強制的に送られ、12日にはケニアに残る15人と別の詐欺事件で逮捕されていた台湾人22人が中国に送られた。(翻訳・編集/柳川)