12日、米誌タイムは中国の高級材需要がタイの森林を絶滅させかねないと報じた。日本では唐木と呼ばれるシタンやコクタン、タガヤサンなどの高級材の需要が中国で高まっている。そのターゲットとなってきたのがカンボジアやタイだ。

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2016年4月12日、米誌タイムは中国の高級材需要がタイの森林を絶滅させかねないと報じた。

日本では唐木と呼ばれるシタンやコクタン、タガヤサンなどの高級材の需要が中国で高まっている。そのターゲットとなってきたのがカンボジアやタイだ。多くの中国人密輸業者が張り込み、伐採を続けてきた。しかし2013年にワシントン条約で国際的取引が禁止された。このほどバンコクで行われた国際会議でもカンボジア、中国、ベトナム、タイの各国は密輸取締強化で合意した。

しかし取り締まりには抜け穴があると、違法伐採監視組織「Freeland」は指摘する。いわゆる唐木にはさまざまな種類があるが、CITESで取引が規制されているのはごく一部だけ。密輸業者は規制されていない品種にターゲットを変える可能性がある。

タイ政府は違法伐採取り締まりのための巡視を強化しているが、密輸業者はAK−47や手榴弾などで武装し対抗している。これまでに何度も銃撃戦となり、数十人が死亡している。(翻訳・編集/増田聡太郎)