Photo by Georgie Pauwels

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「最強の年下男子」と名高いHey!Say!JUMP! の中島裕翔(22)との7連泊愛を「週刊ポスト」に撮られた女優・吉田羊。20歳もの歳の差があって、イケメンアイドルと深い関係になった吉田羊にファンならずとも嫉妬混じりの声が噴出している。

 この一件で“恋愛勝者”とみられがちな吉田だが、順風満帆な恋路ばかりを歩んできたわけではなさそうだ。

 時は遡ること10年以上前。場所は、東京世田谷区にある居酒屋。小劇場で看板女優を務める吉田が、隣に座る男性にかいがいしくお酒を注ぎ、幸せそうに笑っている。その男性は、落語家の春風亭昇太(56)その人だった。

■格差に悩んだ春風亭昇太との関係

 実は、吉田は公の場で春風亭昇太に言及したことがある。

 昨年5月に放送された、『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に出演した際、「50歳になっても結婚していなかったら、昇太さんと結婚する」と宣言。そのわずか11か月後に、今回のスクープが報じられたのだった。それゆえ、当時の吉田と昇太を知る人物たちは中島との熱愛報道が出た時、ざわついたという。

「『いつの間に別れたの? あの2人』と話題にあがりました。だって、いつも昇太さんは羊さんを連れ歩いていて、彼らの交際は周知の事実だったから。でも当時、羊ちゃんは美人とはいえ小劇場の女優さん。それにひきかえ昇太さんは春風亭を将来支えることになる人物です。その差ゆえに、結ばれないのだろうと思っていました」

 ところが、吉田の人気はここ最近、急上昇。格差は解消されたかに見えた。

「忘れられないシーンがあります。『ぴったんこカン・カン』に出演した時、昇太さんの家を訪れて、どこに何が置いてあるかピンポイントで物を出してきていたのを見て、『ああ、やっと公にするんだな』と思いました。手慣れたてつきでキッチンに立つなんて、普通できないでしょう。それをテレビでさりげなく見せたので、あれは“逆プロポーズ”みたいなものなのかって」

 あの“逆プロポーズ”の裏にはそんなストーリーがあったのだという。

 そもそも吉田は、恋愛が得意なタイプではないとの指摘もある。吉田を古くから知る友人はいう。

「羊さんは女優として成功したかった20代、結婚寸前だった男性と別れました。その時は本当に辛そうだったけど、女優として生きていく道を選んだ。でもここ最近では、『いい人がいたら結婚しようかな』と言い始めるようになっていました。青春時代、女子高に通っていた羊さんは女のコのファンクラブはあったものの、男性との恋愛経験は少なかったから、今回の恋は本気だったんじゃないかな」

 現在、プライベートでは会えなくなってしまっているという2人。恋愛の女神は吉田にいつも試練を与えたがる。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。