13日、達増拓也 岩手県知事が日本記者クラブで会見し、「観光交流人口の拡大を目標に掲げ、インバウンド(外国人観光客呼び込み)でチャンスをつかみたい」と強調した。

写真拡大

2016年4月13日、達増拓也 岩手県知事が日本記者クラブで会見し、「観光交流人口の拡大を目標に掲げ、インバウンド(外国人観光客呼び込み)でチャンスをつかみたい」と強調した。

【その他の写真】

達増知事は「岩手県への外国人観光客は15年に10万人に達し、大震災前の水準に戻った」としながらも「日本全体はこの間に倍増しているので、もっと増やしたい」とインバウンド振興に意欲を示した。岩手県には世界遺産の平泉をはじめ多くの観光資源があるとアピール。東京、京都、大阪、北海道など人気地域の宿泊施設が不足し、受け入れ体制の拡充を迫られているが、同知事は「岩手県の旅館・ホテルの稼働率は年間平均50%なので収容能力があり、外国人客を20万〜30万人に増やすことは可能だ」と語った。

さらに「東北6県と新潟県合計の外国人観光客は15年に約70万人だったが、今年は100万人が目標。東京オリンピックが開催される2020年に450万を目指すとの目標を政府が策定しており、2倍〜3倍に増えると期待している」と言明。「函館だけで昨年50万人の外国人観光客が来ており、北海道新幹線開業で岩手県にも足を延ばしてもらいたい」と訴えた。

このほか、中国をはじめとする外国からの投資促進や海外への輸出振興に力を入れていると指摘。「特に中国へ岩手県名産の南部鉄瓶などが飛ぶように売れるなど、変化がある」と中国人の爆買いに期待を込めた。(八牧浩行)