大久保、柴崎…国内組を追跡するハリルホジッチ、柏木からの電話を明かし「エボリューション」

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▽日本サッカー協会(JFA)は、13日にJFAハウスで会見を開き、6月3日(金)、7日(火)に開催される『キリンカップサッカー2016』の試合日程発表会見を行った。

▽会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督は大会への意気込みを語る中で、記者から新たな選手の招集について問われると、「資格があるかどうか」と返答。FW大久保嘉人(川崎フロンターレ)やMF柴崎岳(鹿島アントラーズ)を例に挙げ、国内組に関しては常に追跡していると続けたものの、A代表に入るだけの資格が必要だと語った。

「資格があるかどうか。それだけだ。皆さんの創造を超越するほど、ディスカッションを重ねている。特に、国内組に関してだ。この前、ACLのガンバ大阪戦を視察した霜田からのレポートで、ある程度パフォーマンスがいっていない選手がいるということだった」

「それに目を通した瞬間に、私は霜田に『電話をくれ』と伝えた。そのようなパフォーマンスをしているようであれば、代表に呼ぶことはできない。若い選手であれ、経験のある選手であれ、国内の全選手に大きな信頼を寄せている」

「しかしながら、私もトライを続けている。資格がなければ、A代表に呼べない。例えば、大久保(嘉人)に関しては呼ばれるだけの資格を持っているが、年齢が問題だ。とはいえ、34歳でありながら、得点王を獲り続けている」

「彼はA代表で貢献してくれるだろうし、国内リーグ戦でも活躍しているが、若い選手にもチャンスを与えたい。何人かの中にはチャンスを与えたが、資格がなかった者もいる。私は常に全選手を追跡し、いかなるときもチャンスを与えたい」

「そして、今の私は日本のサッカーに対してものすごく知識が高まり、より深く、正確な情報を伝えることができる。そして、日本のA代表、サッカーに何が必要なのかを完璧に把握している」

「海外組もしかりだ。現地でリーダーとなる選手と会い、具体的な話もした。詳細については触れられないが、批判ではなく、分析でわかったことをA代表のためにと思い、話をさせてもらった」

「本田、香川、長友、長谷部であっても、資格がなければA代表に呼ばないとはっきりと言った。今は彼らが、中心となって魅せなければならない。前回、香川が何を示したかおわかりだと思う。彼とも本当に沢山の話をしてきた」

「全選手が私と信頼関係を築く協力をしてほしい。私は日本人のキャラクターを変えたい。何人かの選手はもっとキャラクターを発展させてほしい。柴崎岳ともコンタクトを取っているし、色んな話をした」

「この前は、柴崎を見るためだけに、鹿島カシマスタジアムに行った。新しい岳を発見できて、しかも頭で得点した。前回、いつ頭で得点したか分からないが、ヘディングで決めたのは驚きだった。そうすることで、岳はあらためて改めて私にとって興味深い選手になった」

「そして、全選手に言えることだが、本当に良い人ばかりだ。良すぎる人もいる。人生、個人、家族、会長との間では優しくてもいいが、グラウンドではサムライブルーが見たい。サムライとは戦いを怖がらない人のことだ」

「ときには、個人心理、集団心理を使って、わざと刺激を与えなければならない。何人かはまだ習慣化されていない者もいる。私はあえてすることもある。私の愛情の中には、そういった厳しいことも含まれている」

「個人も、組織も高めるために、厳しく選手と接している。2、3個の例を出したが、ほかの選手もそうだ。日本代表が始まって以来、初めて選手(柏木陽介)から直接電話が来て、明日(14日)に代表監督のオフィスにあえて彼から来ることになった」

「これもエボリューションだ。私は常に代表監督室にいるし、選手にも『ドアはいつもオープンにしてある』と言っている。これも(代表チームが)発展していっている証拠。試合でなくても、これも仕事だ」

「それが成功するかはわからない。あとは会長が嬉しいかどうか。私は仕事に集中するだけだ。フットボールでは結果がすべて。結果を得るには準備が必要だ。スタッフ全員が止まらずに仕事をしている」