悩まなくていい!「子どもを望まない女性」に知ってほしい3つのコト

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少子化問題が叫ばれる中、子どもがいない女性から「世間の風当たりが強くて……」という悩みをよく聞くようになりました。

そんな女性たちは、独身を貫く、あえて子どもを望まない、事情があって子どもができないなど、事情も人それぞれ。

「この先、子どものいない人生を送るとしたら……」と不安に感じている30代以上の女性もいるかもしれません。そもそも子どもがいる、いないで人の優劣をつけることに、筆者は大きな疑問を感じます。

そこで今回、“女のしあわせ研究家”の筆者が、子どもを持たない女性が持つ3つの悩みにお答えします。

■子育てしないと未熟な人間なの?

ただ子育てをしたからといって、完璧な人間になるとは限りません。子育てを通して“自分を成長させよう”と意識することが肝心なのです。

生涯をとおしての学びは、子育て以外にもたくさんの選択肢があるはず。“子育てをしてない自分は未熟”と決めつけてしまうのは、あまりに偏り過ぎた考え方といえるでしょう。

■子どもを産まない人生は不幸なの?

我が子を産み育てることは、女性として大きな幸せを感じる経験であることは間違いないでしょう。しかし、世の中には子どもを作らず夫婦愛で完結する人や子連れの人と結婚する人、養子をとって愛情深く育てる人もいます。

結婚しなくても、パートナーや多くの他人を愛することで、充分な幸せを感じる人生だってあるのです。

幸せの価値観は、みんなそれぞれ。

「これが幸せ」とあなたが思うことができれば、それがその人の“正解”です。

■子どもを望まないのは女性として劣ってる?

優劣をつけること自体“不自然”です。“子どもを望まない”という選択も、その人にとっては自然なこと。どんな人にとっても、“ありのままこそ最高の生き方”ではないでしょうか。

子どもがいない人生を選んだ人は、いつか「自分にはそれがよかった」と腑に落ちる日がきっとくるはずです。

筆者自身も子どもがいませんが、“そんな自分は未熟なのだ”と思ったことは一度もありません。自分の人生、自分の選択を信じること、他人と比べず“我が道”を満喫して生きることが一番大切なのです。

日本人は、あまりにも他人の意見を気にし過ぎではないでしょうか。

「人は人、私は私!」と“個を貫く強さ”を持ち、それぞれ生き方の違いを尊重できる大人になりたいものですね。

【筆者略歴】

※ 珠艶 ・・・ 女のしあわせ研究家・ヒーラー・美容整体師。女性の幸せをトータルケアするヒーリングサロン『レボルシオン』のカリスマセラピスト。仙台・東京にて活動。著書『ラブ・セラピー』他。

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※ Aila Images /shutterstock