C・ロナウド、イブラとの対比で岡崎を絶賛するハリル「全選手の良い模範」

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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は13日、都内でキリン杯の日程発表会見に出席し、「岡崎のチームが本当にタイトルを獲ってほしいと思っている」と、FW岡崎慎司の所属するレスター・シティのプレミアリーグ制覇に大きな期待を寄せた。

 残り5試合で2位トッテナムに勝ち点7差を付け、首位を快走しているレスター。世界最高峰のリーグで奇跡の初優勝が現実味を帯びてくる中、ハシルホジッチ監督は「レスターはファンタスティックと呼べる状況だ。ヨーロッパではレスターの話しか出ないほどだ」と、その意味を語る。

 そのレスターで13試合連続先発出場を続けるなどレギュラーを張る日本代表FWについて「岡崎はすべてを出し尽くす選手だ。このような人物がチームにいるのはうれしいこと。チームのために彼は犠牲を払う。クリスティアーノ・ロナウドやイブラヒモビッチのようなエゴイスティックな選手ではない」と、その献身性をあらためて称え、「毎試合彼を見るたびに、チームで本当にすべてを出し尽くしていると思う」と称賛の言葉を惜しまなかった。

 国際Aマッチ100試合出場となった3月29日のシリア戦では岡崎にキャプテンマークを託した。「ロッカールームでも“褒め殺し”というぐらいオカの偉業を称えていた」(FW本田圭佑)というハリルホジッチ監督だが、この日の会見でも「みんなの前で『全選手が岡崎のような全力を出し尽くす姿を見せてほしい』と話した。フットボールをやっている全選手に対しても良い模範だと思う。2、3人の選手には『岡崎を見てくれ』と、ただ一言だけ言った。他の説明はしなかった」と、まさに褒めちぎった。

「岡崎のチームが本当にタイトルを獲ってほしいと思っている。21世紀に残る大仕事とは言えないかもしれないが、それに近いものだと思う。団体スポーツとしてすべてが可能だという良い例をレスターが見せてくれている。私たちもW杯本大会に行きたいし、レスターのような野心を持ってやっていきたい」。一人の監督として、レスターが成し遂げようとしている偉業に刺激も受けているようだった。

(取材・文 西山紘平)


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