クルマの騒音は、パワートレーンが発生源となるものや、タイヤのロードノイズやパターンノイズ、風切り音などいくつもの要因が積み重なっていますが、最近はハイブリッドやEVなどだけでなく、ガソリンやディーゼルエンジン車などパワートレーン由来に代表される騒音がかなり抑えられています。

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「何かが静かになると、ほかの音が気になっている」というのは、音・振動対策担当者を悩ませる問題で、最近ではとくに風切り音が大きな課題となっています。

5月11日から発売される、スバルWRX S4/STIの年次改良モデルは、この風切り音低減がひとつのテーマです。

早くも発売から3年目を迎えるスバルWRX S4/STIは、インテリアの質感、そして静粛性の向上がトピックス。質感向上のメニューとして、ルーフトリムの素材を従来の不織布からトリコットに変更されています。

また、リヤワイパーブレードの形状を空気抵抗の少ないエアロタイプの形状とすることでリヤワイパーによる不快な風切り音を従来型比で85%も低減。どういった工夫が施されているのか詳細は分かりませんが、それだけでリヤワイパー由来のノイズが大きく低減されるとは驚き。

さらに、フロントドアガラスの室内側ショルダー部ウェザーストリップを2枚にすることで風切り音やロードノイズといった室内への透過音を低減し、静粛性を高めるなど、走りの面でもクオリティアップが図られています。

改良後モデルの価格は、改良前と変わらず据え置きで、「WRX S4 2.0GT EyeSight」が334万8000円、「WRX S4 2.0GT-S EyeSight」が356万4000円、「WRX STi」が379万800円、「WRX STI Type S」が411万4800円です。

(塚田勝弘)

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