13日、撮影の邪魔になるという理由で樹齢数百年の木を切り倒し罰金刑を受けた韓国のカメラマンが個展を開催し、物議を醸している。資料写真。

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2016年4月13日、韓国・KBSテレビによると、撮影の邪魔になるという理由で樹齢数百年の木を切り倒し罰金刑を受けた韓国のカメラマンが個展を開催し、物議を醸している。

問題となっているのは、写真家チャン・グクヒョン氏がソウル市内のアート施設「芸術の殿堂」で開催中の作品展。チャン氏は数年前、山林保護区域に指定されている韓国最大の金剛松の林で、撮影の邪魔になった木を無断で伐採したとして罰金刑を受けていた。樹齢数百年の金剛松など20本余りを根元から切り倒してしまったのだ。

会場となった芸術の殿堂がこの事実を確認したのは、展覧会の開催決定後。主催側に会場を貸与しないと通告したが、主催側がこれを不服として裁判所に訴えると、裁判所は写真家の基本的な権利として個展開催を認める判断を下した。

韓国ではこのところ、撮影のためとしてミミズクの生息地の木を伐採したり、花の群生地を踏み荒らしたりするなど、一部のカメラマンのマナー違反が問題となっている。ある専門家は「撮影過程に倫理的・道徳的問題があれば、成果物は写真としても芸術としても価値がない」と指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「これは写真家が自分で個展をキャンセルしていい話だ。裁判まで起こして展覧会をするチャン氏に少しでも良心というものがあるのだろうか?」
「まともじゃない。展覧会ではなく刑務所へ行くべき」
「裁判所もまともじゃない。違法を合法に変えてしまうとは」

「考えてみると、韓国の一番のごみ集団は裁判所だ」
「裁判所の改革が必要。国民の共感を得られない判決を出す裁判官は批判されるべきだ」
「みんな、基本的な常識と礼儀、市民意識を持って生きよう」

「人をなぐり倒して撮影し、それを展示してもいいということだな」
「裁判所が罪をあおっている。おかしい」
「道徳性を失った裁判所」
「裁判では勝ったかもしれないけど、写真家さん、あなたの負けですよ」(翻訳・編集/吉金)