“結果にこだわった”MF野津田が復帰戦でゴール!! 指揮官も「持っているな」と称賛

写真拡大

[4.13 練習試合 清水 1-1 U-23日本代表候補 アイスタ]

 悔しさを味わった男が復活弾を叩き込んだ。前半11分に清水に先制点を許したU-23日本代表候補は、全フィールドプレーヤーを交代して後半を迎える。前半はベンチから試合を見守ったMF野津田岳人(新潟)にとって、15年10月29日鳥栖戦以来となる手倉森ジャパンでの対外試合を迎えた。

 負傷のため、AFC U-23選手権(リオデジャネイロ五輪アジア最終予選)でのメンバー入りを果たせず、「残念な気持ちでいっぱいだった」。そして、久し振りとなる手倉森ジャパンでの試合に「結果を出さないと次はないという感覚で臨んだ。今日は思い切って結果にこだわろうと思った」と闘志を燃やしていた。その言葉を体現するかのように、後半開始直後の4分には相手選手の寄せが遅れるとミドルレンジから積極的にシュートを狙った。

 そして、後半25分に一瞬の隙を突いてゴールを陥れる。センターサークル付近でFKを得ると、MF鎌田大地(鳥栖)が素早いリスタートから前線にスルーパスを送る。「ファウルを取れたときに相手が止まったので隙があった。大地はしっかり見てくれる選手」とチームメイトを信じて動き出していた野津田がボールを受けると、左足のシュートでネットを揺らして同点ゴールを記録した。

 結果にこだわって臨んだ試合で見事に復活弾を奪い、自身の存在価値を改めて証明した。チームを率いる手倉森誠監督も「スコアをしっかり収めるあたりが『持っているな』と思いますね」と称賛。自身も「久し振りの代表でゴールを取れたことは自信にもなる。まずは良かったと思います」と安堵の表情を見せた。

 負傷がなければ最終予選のメンバーに入っていたかもしれない常連メンバーの1人。新たに始まったリオ五輪本大会に向けてのサバイバルレースを勝ち抜くためにも、「チームに帰ってからのアピールが本当に大事。これからもっともっと自分自身を高めて成長させたい」と今度は新天地・新潟でのアピールを誓った。

(取材・文 折戸岳彦)


●リオデジャネイロ五輪特集